独立行政法人の年収

【平均年収661万円】海技教育機構<JMETS>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「海技教育機構<JMETS>」は、”船員となろうとする者に対し、船舶の運航に関する学術・技能・航海訓練を行うこと等により船員の養成・資質の向上を図り、安定的かつ安全な海上輸送の確保を図る”ことを目的とする国土交通省所管の独立行政法人です。

海技教育機構<JMETS>の目的詳細

「海技教育機構<JMETS>」は、

船員となろうとする者及び船員(船員であった者を含む)に対し、船舶の運航に関する学術及び技能を教授し、並びに航海訓練を行うこと等により、船員の養成及び資質の向上を図り、もって安定的かつ安全な海上輸送の確保を図る

ことを目的とする国土交通省所管の独立行政法人です。

本記事では「海技教育機構<JMETS>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

海技教育機構<JMETS>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

海技教育機構<JMETS>の独立行政法人内における年収ランキング

海技教育機構<JMETS>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



海技教育機構<JMETS>の基本情報

海技教育機構<JMETS>は、船員養成を通じて社会に貢献する日本最大の船員養成機関として、2006年に独立行政法人として統合発足されました。

主な業務としては、船員養成のための学科教育、航海訓練、実務教育等を行っています。

海技教育機構<JMETS>の業務詳細
「海技教育機構<JMETS>」の業務は、

1.船員となろうとする者及び船員に対し、船舶の運航に関する学術及び技能を教授し、並びに航海訓練を行うこと

2.船舶の運航に関する高度の学術及び技能並びに航海訓練に関する研究を行うこと

3.前二号の業務に附帯する業務を行うこと

機構は、1~3の業務のほか、国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律(平成16年法律第31号)第8条第2項の規定による同条第1項の講習の実施に関する業務を行う

以上のように、海技教育機構法によって定められています。

法人名 海技教育機構(Japan agency of Maritime Education and Training for Seafarers)
略称、通称 -( JMETS )
独立行政法人種別 中期目標管理法人
所管 国土交通省
設立 2006年
所在地 神奈川県横浜市中区北仲通5-57横浜第2合同庁舎20階
資本金 192億6300万円
従業員 418人(2017年4月1日現在)
拠点 本部:神奈川県横浜市
神戸分室:兵庫県神戸市
海技大学校:兵庫県芦屋市
海上技術学校:北海道小樽市、千葉県館山市、佐賀県唐津市、長崎県南島原市
海上技術短期大学校:北海道小樽市、岩手県宮古市、静岡県静岡市、愛媛県今治市
清水総合研修センター:静岡県静岡市
代表者 田島 哲明
沿革 2001年 海技大学校(独立行政法人化)※①
2001年 海員学校(独立行政法人化)※②
2006年 海技教育機構(①と②を統合)※③

2001年 航海訓練所(独立行政法人化)※④

2016年 海技教育機構 「JMETS」(③と④を統合)
公式サイト https://www.jmets.ac.jp/

海技教育機構<JMETS>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の海技教育機構<JMETS>の平均年収は661.3万円、平均ボーナスは173.6万円平均年齢は42.4歳です。(事務・技術系職員/対象人員58人)

海技教育機構(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
661.3 173.6 42.4 58

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

海技教育機構<JMETS>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、606.8~720.8万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より概ね高い水準(-3.8~+31.6万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より低い水準(-27.3~-15.5万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 海技教育機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 661.3 689.2 702.7
2018 686.6 686.3 700.1
2017 676.4 683.8 697.3
2016 700.2 680.4 686.6
2015 641.2 674.7 676.8
2014 643.7 668.8 662.7
2013 616.8 613.8 634.1
2012 606.8 610.6 646.0
2011 665.5 653.4 692.6
2010 703.1 651.6 695.1
2009 720.8 656.4 710.5
2008 715.1 666.6 730.6
2007 674.6 662.7 734.2
2006 684.2 659.1 732.6
2005 ※1 659.6 736.3
2004 ※1 656.7 732.3
2003 ※1 679.0 728.4

※1:2006年統合発足のため

平均ボーナス(年度別)

海技教育機構<JMETS>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、145.1~192.7万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)と概ね同等の水準(-6.1~+4.7万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より概ね低い水準(-34.1~+9.7万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 海技教育機構 国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 173.6 188.0 183.0
2018 179.6 185.7 180.6
2017 176.1 183.5 179.2
2016 179.4 179.5 ※3
2015 161.9 174.9 ※3
2014 160.2 170.3 ※3
2013 147.3 152.0 ※3
2012 145.1 151.2 ※3
2011 164.0 161.8 ※3
2010 172.9 161.4 ※3
2009 183.4 168.7 ※3
2008 192.7 181.8 ※3
2007 180.7 180.7 ※3
2006 183.3 178.3 ※3
2005 ※2 178.4 ※3
2004 ※2 176.2 ※3
2003 ※2 182.2 ※3

※2:2006年統合発足のため
※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

海技教育機構<JMETS>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、42.4~48.2歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より高い水準(+1.5~+4.9歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より高い水準(+1.2~+4.6歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 海技教育機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 42.4 43.1 41.2
2018 43.0 43.1 41.3
2017 43.0 43.2 41.5
2016 44.1 43.3 ※5
2015 44.8 43.3 43.6
2014 44.7 43.3 43.6
2013 46.7 43.0 43.6
2012 46.3 42.8 43.6
2011 46.9 42.5 43.5
2010 47.8 42.2 43.5
2009 48.2 41.9 43.5
2008 47.2 41.6 43.4
2007 45.5 41.4 43.3
2006 45.3 41.2 43.4
2005 ※4 41.0 43.3
2004 ※4 40.9 43.2
2003 ※4 41.6 42.7

※4:2006年統合発足のため
※5:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の海技教育機構<JMETS>の平均年収(年齢別)は、525.1万円(30歳時)/ 643.3万円(40歳時)/ 731.9万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より低い水準(-18.0万円(30歳時)/ -22.0万円(40歳時)/ -25.1万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より低い水準(-40.4万円(30歳時)/ -49.4万円(40歳時)/ -56.2万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 海技教育機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 439.0 454.0 472.7
24 451.1 466.5 485.8
25 462.5 478.4 498.1
26 474.0 490.2 510.4
27 485.9 502.6 523.2
28 498.4 515.5 536.7
29 511.5 529.1 550.8
30 525.1 543.1 565.5
31 539.1 557.5 580.5
32 553.1 572.0 595.6
33 566.9 586.3 610.4
34 580.2 600.1 624.8
35 592.9 613.3 638.5
36 604.8 625.6 651.3
37 615.8 636.9 663.1
38 625.9 647.3 674.0
39 635.0 656.8 683.8
40 643.3 665.4 692.8
41 651.1 673.4 701.1
42 658.4 681.0 709.0
43 665.6 688.4 716.8
44 673.0 696.1 724.8
45 680.9 704.2 733.2
46 689.4 713.1 742.4
47 698.8 722.8 752.5
48 709.2 733.5 763.6
49 720.3 745.0 775.6
50 731.9 757.0 788.2
51 743.5 769.0 800.6
52 754.2 780.0 812.1
53 762.6 788.8 821.2
54 767.2 793.5 826.2
55 765.7 791.9 824.5
56 755.2 781.1 813.2
57 732.3 757.4 788.6
58 692.8 716.5 746.0
59 631.4 653.1 679.9
60 542.2 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の海技教育機構<JMETS>の平均年収(役職別)は、1906.6万円(法人の長)/ 1022.9万円(課長)/ 676.9万円(係長)/ 422.3万円(係員)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
海技教育機構
平均年齢 [歳]
法人の長 1906.6 ※6
部長 ※6 ※6
課長 1022.9 53.2
係長 676.9 43.7
主任 ※6 ※6
係員 442.3 29.2

※6:データ開示無し

平均年収(職種別)

2019年度の海技教育機構<JMETS>の平均年収(職種別)は、661.3万円(事務・技術職)/ 950.9万円(教授・准教授等)/ 754.3万円(教育職種)/ 852.3万円(海技職(一))/ 664.6万円(海技職(二))です。


海技教育機構(2019年)
職種 平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳]  対象人員 [人]
事務・技術職 661.3 173.6 42.4 58
教授・准教授等 950.9 269.9 48.0 41
教育職種 754.3 197.7 47.5 67
海技職(一) 852.3 246.0 40.1 86
海技職(二) 664.6 184.2 41.2 166
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初任給(大卒)

2019年の海技教育機構<JMETS>の初任給(大卒)は、17万1700円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-38500円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(-18700円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
海技教育機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
17万1700 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

海技教育機構<JMETS>の推定生涯賃金は、2億3831万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より低い水準(-816万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より低い水準(-1831万円)です。

推定生涯賃金 [円]
海技教育機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億3831万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の海技教育機構<JMETS>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第64位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45.0です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。海技教育機構<JMETS>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

海技教育機構
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
661.3 64位 (全87法人) ~45.0
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海技教育機構<JMETS>のラスパイレス指数

2019年の海技教育機構<JMETS>のラスパイレス指数は、99.9(年齢勘案)/ 103.1(年齢地域勘案)/ 102.0(年齢学歴勘案)/ 103.4(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案については国家公務員よりも低い水準、年齢地域勘案及び年齢学歴勘案及び年齢地域学齢勘案については国家公務員よりも高い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
99.9 103.1 102.0 103.4

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の海技教育機構<JMETS>の給与水準が高くなっている理由(所管の国土交通省が発表)は、以下の通りです。

【指数の算出方法により指数が高くなっている理由】
全国規模の人事異動を実施しているため、借家に居住している職員が多く、住居手当の受給率が高くなっている

[住居手当支給対象者の割合] 当法人:60.3% 国:24.1% ※

【地域・学歴を勘案した影響】
当機構の職員給与は国に準じて支給しているところであるが、東京特別区等の官署に在籍していた国家公務員からの出向者がおり、これらの職員に対する地域手当の異動保障が影響する。

[異動保障支給対象者の割合]
当法人:27.6% 国:15.8% ※

※令和元年度国家公務員給与等実態調査(人事院)における行政職俸給表(一)の適用者より算出

まとめ

以上、『海技教育機構<JMETS>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)