転職

中途採用試験の面接対策ガイド【独立行政法人や大企業に合格した筆者の実例付】

転職等で企業の中途採用試験を受験した場合、「面接」はほぼ必ず課されると言っても過言ではありません。

世の中には面接対策の情報は多く出回っていますが、一般的に人気が高いと思われる大企業や独立行政法人の場合、それらの面接試験は実際にどのような流れで進み、どのような質問がされるのか等、詳細な情報はまだまだ少ないのが実情ではないでしょうか。

そこで本記事では、中途採用試験の面接対策ガイドとして、中途採用面接の流れ・中途採用面接と新卒採用面接の違い・ 中途採用面接で高く評価されるためのポイントと中途採用面接の質問と回答集(独立行政法人や財閥系大企業から内定を獲得した筆者の実例)について解説します。

本記事の内容

中途採用面接の流れ

中途採用面接と新卒採用面接の違い

中途採用面接で高く評価されるためのポイント

中途採用面接で実際にされた質問の筆者実例(筆者:独立行政法人や財閥系大企業から内定)

本記事は独立行政法人や財閥系大企業から内定を獲得し転職した経験を持つ、元独立行政法人職員の管理人エストが執筆しています。(中途採用面接は3社受験し、3社とも全て合格)



中途採用面接の流れ

筆者が実際に経験した、中途採用面接の流れについて解説します。

①自己紹介

現在までの自分自身のキャリアを簡単に紹介します。

その際、自分がどのようなスキル/経験を持っており、求人で求める人材像にどのようにマッチしているかを強調して説明します。

【筆者の実例】

筆者は「面接を実施いただくことへの感謝」→「自分の氏名」→「これまでのキャリア(自分のスキル/経験)」→「求人で求める人材像と自分がどのようにマッチしているのか(どのように貢献できるのか)」の流れで説明していました。

ボリュームは、長すぎず短すぎない30秒程度となるようまとめていました。

②退職理由

自分が前職を退職した理由を説明します。

ここでは、例えば前職の労働環境や人間関係が劣悪だった等、必ずしも正直に全て本当の理由を伝える必要はありません。

仮に伝えるとしても必要最小限とし、面接官に対してネガティブな印象を与えないよう、あくまで前向きな退職であることを強調します。(採用する側も前向きな人を求めています)

【筆者の実例】

筆者は実際には退職理由の1つに前職への不満がありましたが、面接ではそれは伝えず、退職理由の中で前向きに捉えて貰える部分をクローズアップさせて伝えました。

③志望動機

自分がその企業を志望した理由を説明します。

その際、「なぜその企業である必要があるのか」を明確に伝えるようにします。

【筆者の実例】

志望動機を答えた後に面接官からよくされる質問として、「その志望動機なら、弊社ではなく他企業でも良いのでは?」というものがあります。

筆者はその質問にしっかりと答えらえるように、「なぜその企業である必要があるのか」に対する答えを事前によく練っておきました。

④活かせる経験・実績・スキル

無事採用された場合、自分がその求人のポジションについた際に活かせる経験・実績・スキルを説明します。

ただし前職と分野が異なる求人へ応募した場合は、いくら前職の経験・実績・スキルを伝えたとしても採用する側にとって魅力的には映りません。

その場合は前職とその求人で求められる経験・実績・スキルの共通項を見つけ、その点をしっかりとアピールするようにします。

【筆者の実例】

筆者が独立行政法人に転職した際は、前職とは分野が異なるポジションでの採用だったため、前職とその求人で求められる経験・実績・スキルの共通項をしっかりとアピールするように意識しました。(例えばスケジュール管理、周囲とのコミュニケーション、マネジメント経験など)

逆質問(面接官への質問)

大抵の面接の終盤では、「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれるため、こちらから企業へ質問をします。

ここで何も質問しない場合、良い印象を与えられないだけでなく「この人はやる気が無いのでは?」という悪い印象を与えてしまいますので、質問することは基本的に必須です。

ここでは、”この企業における仕事のやりがい”、”中途入社者に期待する点や今後こうなってほしいというイメージは?” など、自分が本気でこの企業で働く意思があることが伝わるような質問が良いでしょう。

その際、自分で調べれば分かること(企業サイトに出ている情報等)を質問してしまうと「この人は自分で調べる意欲/習慣が無い」とマイナスに判断されてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

【筆者の実例】

筆者は逆質問の機会をいただいた際は、”この企業における仕事のやりがい”と”中途入社者に期待する点や今後こうなってほしいというイメージ”の2点を質問していました。

結果的に、中途採用面接は3社受験して3社全て合格したため、逆質問として問題は無かったのではないかと考えています。

中途採用面接と新卒採用面接の違い

中途採用面接と新卒採用面接は何が違うのでしょうか?

一般的に、中途採用面接は既にある程度の経験やスキルを所持していることを前提とした即戦力重視型になります。

一方、新卒採用面接は社内で1から育てていくことを前提としたポテンシャル重視型になります。

以下に中途採用面接と新卒採用面接の違いについてまとめます。

項目 中途採用面接 新卒採用面接
目的 経験やスキルを所持する
即戦力を採用
ベテラン社員の経験やスキルを継承できる
将来有望株を採用
採用対象
社会人経験者
社会人未経験者
(最終学歴卒業後)
採用
タイミング
随時 最終学歴卒業年度
(基本的に1回)
主な採用基準
(求められるもの)
・活かせるスキル、経験
・実績(職務経歴)
・資格
・ポテンシャル(将来性)
・学歴
・資格
メリット
(企業側)
・即戦力を期待できる
・社員教育の手間やコストが不要
・ポテンシャル(将来性)が高い人材を
採用しやすい
メリット
(応募者側)
・自身に合う企業(環境)を探求し、
キャリアアップを図れる
・経験やスキル(社会人としての努力)
を考慮される
・新卒でしか入社困難な企業へ
挑戦可能
・学歴(学生時代の努力)
を考慮される



 中途採用面接で高く評価されるためのポイント

独立行政法人や財閥系大企業から中途採用内定を獲得した経験から、筆者が考える中途採用面接で高く評価されるためのポイントを解説します。

上述の繰り返しになりますが、中途採用面接では企業が求める人物像(スキル・経験・実績・資格)とあなたが合致しているかをチェックしています。

つまり、「あなたがその求人のポジションで活躍できる人物かどうか」を見ています。

ということは、面接では企業側に「この人は活躍できる」と思ってもらえるような受け答えをすることがポイントになります。

ポイント①:論理的かつ的確に回答する

私は面接ではとにかく「質問に対して論理的かつ的確に回答する」ことを意識し、面接官から問われていること以外の余計なことは発言しないよう、細心の注意を払っていました。

一般的に、面接で不合格となる原因で特に多いのが「質問に対して的確に回答できていない」です。

一緒に働くことになるかもしれない人が「質問に対して的確に回答できない=円滑にコミュニケーションが取れない」と業務に支障が生じてしまいますよね。

ですから、質問に対して的確に回答することは合格に直結する重要なポイントと考えます。

ポイント②:自信を持ちつつ笑顔を心掛ける

私は面接の際、どんな質問に対しても自信を持って笑顔でハキハキと答えるように徹底していました。

人は自信が無い人には安心感や頼りがいを感じないと言われています。

実際、採用された後にいざ仕事を始めた際に、自信なさげに表情暗くボソボソと話していたとしたら仕事を安心して任せられないですよね。

自信を持ちつつ笑顔を心掛けることは、合格に直結する重要なポイントと考えます。

ポイント③:社会人としての常識・節度・マナーをわきまえて行動する

私は面接含め中途採用試験全体を通して、社会人としての常識・節度・マナーをわきまえて行動するように意識していました。

常識・節度・マナーをわきまえるとは、あいさつや感謝をする・言葉遣いが適切(正しい敬語を使う等)・清潔感がある(身だしなみが整っている等)・約束や時間を守る等です。

中途採用試験は、一言でいうと「一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうかです。

しかし、「この人は常識・節度・マナーが無い」と思われてしまえば、一緒に働きたいと思ってもらい内定をいただくことは非常に難しくなってしまいます。

常識・節度・マナーをわきまえて行動することは、合格に直結する重要なポイントと考えます。

中途採用面接で実際にされた質問(独立行政法人や財閥系大企業に合格した筆者の例)

独立行政法人や財閥系大企業から内定を獲得した筆者の実例として、中途採用面接で実際にされた質問について紹介します。

独立行政法人や大手企業への転職を検討されている方はぜひ参考にして下さい。
(実際に質問された企業は、表中〇を記載しています)

ただしこの質問(No.1~16)が全てではなく、そこからさらに深堀した質問もされましたが、人により内容が大きく変わるため割愛しています。

あらかじめ各質問でどの部分を深堀されても良いように多くのケースを想定し、それに対する回答も用意しておくと良いと思います。

No. 質問 独立行政法人
(転職1回目)
財閥系大企業
(転職2回目)
1 まずは自己紹介をお願いします。
2 退職理由を教えてください。
3 当社を志望した理由を教えてください。
(同業他社ではなく、なぜ当社なのですか?)
4 あなたのこれまでの職務経歴を教えてください。
5 これまでの仕事で最も大変だったことは何ですか?
6 その最も大変だった状況を乗り越えるため、どのような工夫をしましたか?
7 あなたが仕事を進めるうえで大切にしていることを教えてください。
8 今回の転職について、家族は何と言っていますか?
(家族の賛同を得られていますか?)
9 もし採用になったら〇〇や〇〇といった仕事を担当することになりますが、
問題ありませんか?
10 海外拠点とやり取りすることになりますが、英語はどの程度できますか?
11 将来的に海外出張や出向の可能性がありますが、大丈夫ですか?
12 残業は平均で月〇〇時間程度ですが大丈夫ですか?
13 資格取得を目指したきっかけは何ですか?
14 資格の勉強は大変でしたか?
(どのくらい時間をかけましたか?)
15 会社の雰囲気をどのように感じますか?
(面接で実際に会社に来たうえでの感想)
16 最後に聞いておきたいことはありますか?
(逆質問はありますか?)

まとめ

以上、中途採用面接の流れ・中途採用面接と新卒採用面接の違い・ 中途採用面接で高く評価されるためのポイントと中途採用面接で実際にされた質問(独立行政法人や財閥系大企業から内定を獲得した筆者の実例)について解説しました。

面接対策の一助として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。