独立行政法人の年収

【平均年収706万円】農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「農林水産消費安全技術センター<FAMIC>」は、”農林水産物の品質に関する調査分析、農林物資の検査等により品質適正化を図るとともに、肥料、農薬、飼料、土壌改良資材の検査等により品質適正化及び安全性確保を図る”ことを目的とする農林水産省所管の独立行政法人です。

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の目的詳細

「農林水産消費安全技術センター<FAMIC>」は、

一般消費者の利益の保護に資するため、農林水産物、飲食料品及び油脂の品質及び表示に関する調査及び分析、農林物資等の検査等を行うことにより、これらの物資の品質及び表示の適正化を図るとともに、肥料、農薬、飼料及び飼料添加物並びに土壌改良資材の検査等を行うことにより、これらの資材の品質の適正化及び安全性の確保を図る

ことを目的とする農林水産省所管の独立行政法人です。

本記事では「農林水産消費安全技術センター<FAMIC>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の独立行政法人内における年収ランキング

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の基本情報

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>は、科学的検査・分析により、食の安全と消費者の信頼の確保に貢献する機関として、2007年に独立行政法人として統合発足されました。

主な業務としては、食品の一次生産から最終消費までの流れの各段階における調査・検査・分析等を行っています。

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の業務詳細
「農林水産消費安全技術センター<FAMIC>」の業務は、

1. 農林水産物、飲食料品(酒類を除く。以下同じ)及び油脂の品質及び表示に関する調査及び分析並びにこれらに関する情報の提供を行うこと

2. 1に掲げるもののほか、農林水産物、飲食料品及び油脂の消費の改善に関する技術上の情報の収集、整理及び提供を行うこと

3. 日本農林規格又は飲食料品以外の農林物資の品質に関する表示の基準が定められた農林物資及び食品表示法第4条第6項に規定する食品表示基準が定められた同法第2条第1項に規定する食品(酒類を除く)の検査を行うこと

4. 日本農林規格その他の農林水産分野における規格に関する認証又は試験等その他これらに類する事業を行う者の技術的能力その他のこれらの事業の適正な実施に必要な能力に関する評価及び指導を行うこと

5. 農林物資及び食品の品質管理及び表示に関する技術上の調査及び指導を行うこと

6. 4及び5に掲げるもののほか、農林物資及び食品の検査技術に関する調査及び研究並びに講習を行うこと

7. 肥料、農薬、飼料及び飼料添加物並びに土壌改良資材の検査を行うこと

8. 飼料及び飼料添加物の検定及び表示に関する業務を行うこと

9. 飼料及び飼料添加物について登録検定機関が行う検定に関する技術上の調査及び指導を行うこと

10. 飼料及び飼料添加物の製造設備、製造管理の方法等に関する調査を行うこと

11. 1~10の業務に附帯する業務を行うこと

1~11の業務のほか、次の業務を行う
(1)農林物資の規格化等に関する法律の規定による検査及び質問並びに立入検査及び質問
(2)食品表示法の規定による立入検査及び質問
(3)肥料取締法の規定による立入検査、質問及び収去
(4)農薬取締法の規定による集取及び立入検査
(5)飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律の規定による立入検査、質問及び収去
(6)愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律の規定による立入検査、質問及び集取
(7)地力増進法の規定による立入検査
(8)遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の規定による立入り、質問、検査及び収去

以上のように、農林水産消費安全技術センター法によって定められています。

法人名 農林水産消費安全技術センター(Food and Agricultural Materials Inspection Center)
略称、通称 -( FAMIC 「ファミック」 )
独立行政法人種別 行政執行法人
所管 農林水産省
設立 2007年4月1日
所在地 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1さいたま新都心合同庁舎検査棟
資本金 101億1000万円
従業員 631人(2020年4月1日現在)
拠点 本部:埼玉県さいたま市
地域センター:北海道札幌市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市
農薬検査部:東京都小平市
横浜事務所:神奈川県横浜市
代表者 木内 岳志
沿革 2001年 農林水産消費技術センター(独立行政法人化)※①
2001年 肥飼料検査所(独立行政法人化)※②
2001年 農薬検査所(独立行政法人化)※③
2007年 農林水産消費安全技術センター「FAMIC」(統合発足)※①、②、③を統合
公式サイト http://www.famic.go.jp/

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均年収は706.3万円、平均ボーナスは191.1万円平均年齢は45.7歳です。(事務・技術系職員/対象人員469人)

農林水産消費安全技術センター(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
706.3 191.1 45.7 469

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、615.0~706.3万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より高い水準(+4.4~+17.1万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より低い水準(-30.0~-19.1万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 農林水産消費安全技術センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 706.3 689.2 702.7
2018 704.3 686.3 700.1
2017 704.9 683.8 697.3
2016 698.2 680.4 686.6
2015 693.7 674.7 676.8
2014 680.6 668.8 662.7
2013 617.2 613.8 634.1
2012 615.0 610.6 646.0
2011 658.9 653.4 692.6
2010 659.3 651.6 695.1
2009 656.1 656.4 710.5
2008 651.2 666.6 730.6
2007 648.5 662.7 734.2
2006 ※1 659.1 732.6
2005 ※1 659.6 736.3
2004 ※1 656.7 732.3
2003 ※1 679.0 728.4

※1:2007年統合発足のため

平均ボーナス(年度別)

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、146.0~191.1万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)と概ね同等の水準(-5.2~+3.1万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より概ね低い水準(-33.2~+8.1万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 農林水産消費安全技術センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 191.1 188.0 183.0
2018 188.9 185.7 180.6
2017 187.4 183.5 179.2
2016 182.7 179.5 ※3
2015 178.9 174.9 ※3
2014 172.2 170.3 ※3
2013 149.3 152.0 ※3
2012 146.0 151.2 ※3
2011 163.4 161.8 ※3
2010 163.4 161.4 ※3
2009 167.6 168.7 ※3
2008 177.0 181.8 ※3
2007 176.1 180.7 ※3
2006 ※2 178.3 ※3
2005 ※2 178.4 ※3
2004 ※2 176.2 ※3
2003 ※2 182.2 ※3

※2:2007年統合発足のため
※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、41.2~45.8歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より高い水準(+0.3~+2.5歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より高い水準(+0.0~+2.2歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 農林水産消費安全技術センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 45.7 43.1 41.2
2018 45.8 43.1 41.3
2017 45.6 43.2 41.5
2016 45.2 43.3 ※5
2015 45.1 43.3 43.6
2014 44.8 43.3 43.6
2013 44.8 43.0 43.6
2012 44.7 42.8 43.6
2011 43.9 42.5 43.5
2010 43.6 42.2 43.5
2009 42.7 41.9 43.5
2008 41.7 41.6 43.4
2007 41.2 41.4 43.3
2006 ※4 41.2 43.4
2005 ※4 41.0 43.3
2004 ※4 40.9 43.2
2003 ※4 41.6 42.7

※4:2007年統合発足のため
※5:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均年収(年齢別)は、540.1万円(30歳時)/ 661.6万円(40歳時)/ 752.7万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より低い水準(-3.1万円(30歳時)/ -3.8万円(40歳時)/ -4.3万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より低い水準(-25.4万円(30歳時)/ -31.2万円(40歳時)/ -35.5万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 農林水産消費安全技術センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 451.5 454.0 472.7
24 463.9 466.5 485.8
25 475.7 478.4 498.1
26 487.5 490.2 510.4
27 499.7 502.6 523.2
28 512.6 515.5 536.7
29 526.1 529.1 550.8
30 540.1 543.1 565.5
31 554.4 557.5 580.5
32 568.8 572.0 595.6
33 583.0 586.3 610.4
34 596.7 600.1 624.8
35 609.8 613.3 638.5
36 622.0 625.6 651.3
37 633.3 636.9 663.1
38 643.6 647.3 674.0
39 653.0 656.8 683.8
40 661.6 665.4 692.8
41 669.6 673.4 701.1
42 677.1 681.0 709.0
43 684.5 688.4 716.8
44 692.2 696.1 724.8
45 700.2 704.2 733.2
46 709.0 713.1 742.4
47 718.7 722.8 752.5
48 729.3 733.5 763.6
49 740.7 745.0 775.6
50 752.7 757.0 788.2
51 764.6 769.0 800.6
52 775.6 780.0 812.1
53 784.3 788.8 821.2
54 789.0 793.5 826.2
55 787.4 791.9 824.5
56 776.7 781.1 813.2
57 753.1 757.4 788.6
58 712.5 716.5 746.0
59 649.4 653.1 679.9
60 557.6 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均年収(役職別)は、1247.8万円(法人の長)/ 1050.0万円(部長)/ 915.6万円(課長)/ 628.8万円(係長)/ 338.8万円(係員)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
農林水産消費安全技術センター
平均年齢 [歳]
法人の長 1247.8 ※6
部長 1050.0 55.5
課長 915.6 55.8
係長 628.8 41.7
主任 ※6 ※6
係員 338.8 23.8

※6:情報開示無し

初任給(大卒)

2019年の農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の初任給(大卒)は、18万2200円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-28000円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(-8200円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
農林水産消費安全技術センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
18万2200 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の推定生涯賃金は、2億4507万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より低い水準(-140万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より低い水準(-1154万円)です。

推定生涯賃金 [円]
農林水産消費安全技術センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億4507万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第52位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値48.4です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

農林水産消費安全技術センター
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
706.3 52位 (全87法人) 48.4
ー
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ー

農林水産消費安全技術センター<FAMIC>のラスパイレス指数

2019年の農林水産消費安全技術センター<FAMIC>のラスパイレス指数は、97.4(年齢勘案)/ 99.7(年齢地域勘案)/ 95.6(年齢学歴勘案)/ 99.0(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案、年齢地域勘案、年齢学歴勘案、年齢地域学齢勘案の全てにおいて国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
97.4 99.7 95.6 99.0

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の給与水準が高くなっている理由(所管の農林水産省が発表)は、以下の通りです。

当法人の給与水準は、対国家公務員指数を100とした場合の数値を下回っている

しかしながら、「年齢・地域勘案」と「年齢・学歴・地域勘案」の数値については、100に近い数値となっている。

その要因として、当法人は本部及び各地域センター等の所在地全てが地域手当支給地域となっており、地域手当の平均月額が国家公務員に比して高い

また、借家・借間に居住する者が多く、住居手当の平均月額及び受給者の割合が国家公務員に比して高い

これらのことが、「年齢・地域勘案」の指数が100に近い要因となっていると推察される。

・地域手当の平均月額
〇〇49184円(国43540円)
・住居手当の平均月額
〇〇9740円(国6121円)
・住居手当の受給者割合
〇〇39.9%(国24.1%)
※国家公務員の数値は、平成31年国家公務員給与等実態調査報告書(人事院)より算出

※農林水産消費安全技術センター<FAMIC>は国家公務員に比べて給与水準が下回っているため、上記理由となっています

まとめ

以上、『農林水産消費安全技術センター<FAMIC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)