独立行政法人の年収

【平均年収909万円】日本医療研究開発機構<AMED>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「日本医療研究開発機構<AMED>」は、”医療分野の研究開発を支援し、研究開発の環境整備に取り組む”ことを目的とする内閣府所管の独立行政法人です。

日本医療研究開発機構<AMED>の目的詳細

「日本医療研究開発機構<AMED>」は、

医療の分野における基礎から実用化までの研究開発が切れ目なく行われ、その成果が円滑に実用化されるよう、大学や研究機関などが行う研究を支援し、研究開発やそのための環境の整備に取り組む

ことを目的とする内閣府所管の独立行政法人です。

本記事では「日本医療研究開発機構<AMED>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

日本医療研究開発機構<AMED>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

日本医療研究開発機構<AMED>の独立行政法人内における年収ランキング

日本医療研究開発機構<AMED>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)

日本医療研究開発機構<AMED>の基本情報

日本医療研究開発機構<AMED>は、医療分野における研究開発の支援や環境整備に関する中核的な役割を担う機関として、2015年に独立行政法人化(国立研究開発法人化)されました。

主な業務としては、医療分野の研究開発支援、研究開発の環境整備等を行っています。

日本医療研究開発機構<AMED>の業務詳細
「日本医療研究開発機構<AMED>」の業務は、

1.医療分野の研究開発及びその環境の整備を行うこと

2.1に掲げる業務に係る成果を普及し、及びその活用を促進すること

3.医療分野の研究開発及びその環境の整備に対する助成を行うこと

4.1~3に掲げる業務に附帯する業務を行うこと

以上のように、日本医療研究開発機構法によって定められています。

法人名 日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and Development)
略称、通称 -( AMED )
独立行政法人種別 国立研究開発法人
所管 内閣府
設立 2015年4月1日
所在地 東京都千代田区大手町1-7-1読売新聞ビル20階(総合受付)
資本金 1100億円
従業員 571人(2020年1月1日現在)
拠点 本部:東京都千代田区
創薬事業部:東京都中央区、大阪府大阪市
海外事務所:ワシントンDC、ロンドン
代表者 三島 良直
沿革 2013年 内閣官房 健康・医療戦略室(設置)
2015年 日本医療研究開発機構(国立研究開発法人へ移行)
公式サイト https://www.amed.go.jp/

日本医療研究開発機構<AMED>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の日本医療研究開発機構<AMED>の平均年収は908.7万円、平均ボーナスは244.4万円平均年齢は43.9歳です。(事務・技術系職員/対象人員54人)

日本医療研究開発機構(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
908.7 244.4 43.9 54

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

日本医療研究開発機構<AMED>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、863.7~951.2万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より高い水準(+253.1~+262.0万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より高い水準(+214.9~+229.6万円)です。


平均年収(年度別) [万円]
年度 [年] 日本医療研究開発機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 908.7 689.2 702.7
2018 951.2 686.3 700.1
2017 911.1 683.8 697.3
2016 917.1 680.4 686.6
2015 863.7 674.7 676.8
2014 ※1 668.8 662.7
2013 ※1 613.8 634.1
2012 ※1 610.6 646.0
2011 ※1 653.4 692.6
2010 ※1 651.6 695.1
2009 ※1 656.4 710.5
2008 ※1 666.6 730.6
2007 ※1 662.7 734.2
2006 ※1 659.1 732.6
2005 ※1 659.6 736.3
2004 ※1 656.7 732.3
2003 ※1 679.0 728.4

※1:2015年独立行政法人化のため ー

平均ボーナス(年度別)

日本医療研究開発機構<AMED>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、217.7~335.7万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)より高い水準(+66.5~+147.7万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より高い水準(+38.5~+152.7万円)です。


平均ボーナス(年度別) [万円]
年度 [年] 日本医療研究開発機構 国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 244.4 188.0 183.0
2018 335.7 185.7 180.6
2017 237.5 183.5 179.2
2016 237.1 179.5 ※3
2015 217.7 174.9 ※3
2014 ※2 170.3 ※3
2013 ※2 152.0 ※3
2012 ※2 151.2 ※3
2011 ※2 161.8 ※3
2010 ※2 161.4 ※3
2009 ※2 168.7 ※3
2008 ※2 181.8 ※3
2007 ※2 180.7 ※3
2006 ※2 178.3 ※3
2005 ※2 178.4 ※3
2004 ※2 176.2 ※3
2003 ※2 182.2 ※3

※2:2015年独立行政法人化のため
※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

日本医療研究開発機構<AMED>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、43.7~46.4歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より高い水準(+2.8~+3.1歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より高い水準(+2.5~+2.8歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 日本医療研究開発機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 43.9 43.1 41.2
2018 46.4 43.1 41.3
2017 44.7 43.2 41.5
2016 44.8 43.3 ※5
2015 43.7 43.3 43.6
2014 ※4 43.3 43.6
2013 ※4 43.0 43.6
2012 ※4 42.8 43.6
2011 ※4 42.5 43.5
2010 ※4 42.2 43.5
2009 ※4 41.9 43.5
2008 ※4 41.6 43.4
2007 ※4 41.4 43.3
2006 ※4 41.2 43.4
2005 ※4 41.0 43.3
2004 ※4 40.9 43.2
2003 ※4 41.6 42.7

※4:2015年独立行政法人化のため
※5:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の日本医療研究開発機構<AMED>の平均年収(年齢別)は、709.8万円(30歳時)/ 869.6万円(40歳時)/ 989.3万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より高い水準(+166.7万円(30歳時)/ +204.2万円(40歳時)/ +232.3万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より高い水準(+144.3万円(30歳時)/ +176.8万円(40歳時)/ +201.1万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 日本医療研究開発機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 593.4 454.0 472.7
24 609.7 466.5 485.8
25 625.2 478.4 498.1
26 640.7 490.2 510.4
27 656.8 502.6 523.2
28 673.7 515.5 536.7
29 691.4 529.1 550.8
30 709.8 543.1 565.5
31 728.6 557.5 580.5
32 747.6 572.0 595.6
33 766.2 586.3 610.4
34 784.3 600.1 624.8
35 801.5 613.3 638.5
36 817.5 625.6 651.3
37 832.4 636.9 663.1
38 846.0 647.3 674.0
39 858.3 656.8 683.8
40 869.6 665.4 692.8
41 880.0 673.4 701.1
42 889.9 681.0 709.0
43 899.7 688.4 716.8
44 909.7 696.1 724.8
45 920.3 704.2 733.2
46 931.9 713.1 742.4
47 944.6 722.8 752.5
48 958.5 733.5 763.6
49 973.6 745.0 775.6
50 989.3 757.0 788.2
51 1005.0 769.0 800.6
52 1019.4 780.0 812.1
53 1030.8 788.8 821.2
54 1037.0 793.5 826.2
55 1034.9 791.9 824.5
56 1020.8 781.1 813.2
57 989.9 757.4 788.6
58 936.4 716.5 746.0
59 853.5 653.1 679.9
60 732.9 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の日本医療研究開発機構<AMED>の平均年収(役職別)は、2172.1万円(法人の長)/ 1171.2万円(部次長)/ 1054.5万円(課長)/ 589.9万円(係長)/ 491.8万円(係員)です。


平均年収(役職別) [万円](2019年)
役職
日本医療研究開発機構
平均年齢 [歳]
法人の長 2172.1 ※6
部次長 1171.2 51.7
課長 1054.5 50.0
係長 589.9 40.3
主任 ※6 ※6
係員 491.8 40.5

※6:データ開示無し


初任給(大卒)

2019年の日本医療研究開発機構<AMED>の初任給(大卒)は、19万7800円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-12400円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より高い水準(+7400円)です。

初任給(大卒)[円](2019年)
日本医療研究開発機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
19万7800 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

日本医療研究開発機構<AMED>の推定生涯賃金は、3億2211万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より高い水準(+7564万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より高い水準(+6549万円)です。

推定生涯賃金 [円]
日本医療研究開発機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
3億2211万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の日本医療研究開発機構<AMED>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第3位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値71.5です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。日本医療研究開発機構<AMED>の平均年収は、全独立行政法人の中で高い水準です。

日本医療研究開発機構
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
908.7 3位 (全87法人) 71.5
ー
ー
ー

日本医療研究開発機構<AMED>のラスパイレス指数

2019年の日本医療研究開発機構<AMED>のラスパイレス指数は、109.9(年齢勘案)/ 96.2(年齢地域勘案)/ 106.5(年齢学歴勘案)/ 93.7(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案及び年齢学歴勘案については国家公務員よりも高い水準、年齢地域勘案及び年齢地域学齢勘案については国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
109.9 96.2 106.5 93.7

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の日本医療研究開発機構<AMED>の給与水準が高くなっている理由(所管の内閣府が発表)は、以下の通りです。

機構は、対国家公務員指数(年齢・地域勘案)で96.2、また、対国家公務員指数(年齢・地域・学歴勘案)では93.7となっており、国家公務員よりも低い給与水準となっている。

なお、対国家公務員指数(年齢・学歴勘案)、対国家公務員指数(年齢勘案)について、機構の給与水準が国家公務員より高くなっている理由は以下のとおりである。

地域手当の高い地域(1級地)に勤務する比率が高いこと(機構:96.9%>国:25.9%)

機構は、医療分野の研究開発及びその環境の整備の実施や助成等を担っており、有識者、研究者、企業及び関係省庁など様々なユーザーや専門家と密接に協議・連携して業務を行っている。そのため、それらの利便性から必然的に業務活動が東京中心となっている。

②最先端の医療研究開発動向に通じた専門能力の高い高学歴な職員の比率が高いこと

医療分野の研究開発及びその環境の整備の実施や助成等を行う機構の業務を円滑に遂行するためには、最先端の医療研究開発動向の把握能力や研究者・研究開発企業間のコーディネート能力など幅広い知識・能力を有する専門能力の高い人材が必要であり、大卒以上(機構:90.0%>国:54.0%)、うち修士卒・博士卒(機構:46.3%>国:6.3%)の人材を積極的に採用している。

また、企業や研究機関での研究開発経験を持つ人材を年齢にかかわらず、即戦力として採用している。

注:国における勤務地の比率については、「平成31年国家公務員給与等実態調査」の結果を用いて算出。また、国における大卒以上及び修士卒以上の比率については、「令和元年人事院勧告参考資料」より引用

まとめ

以上、『日本医療研究開発機構<AMED>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)