独立行政法人の年収

【平均年収622万円】労働者健康安全機構<JOHAS>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「労働者健康安全機構<JOHAS>」は、”研修、情報提供、相談により労働者の健康保持増進を図るとともに、職業性疾病の病因、診断、調査、研究により労働者の健康確保、未払賃金の立替払事業等を行い、労働者の福祉増進に寄与する”ことを目的とする厚生労働省所管の独立行政法人です。

労働者健康安全機構<JOHAS>の目的詳細

「労働者健康安全機構<JOHAS>」は、

療養施設及び労働者の健康に関する業務を行う者に対して研修、情報の提供、相談その他の援助を行うための施設の設置及び運営等を行うことにより労働者の業務上の負傷又は疾病に関する療養の向上及び労働者の健康の保持増進に関する措置の適切かつ有効な実施を図るとともに、事業場における災害の予防に係る事項並びに労働者の健康の保持増進に係る事項及び職業性疾病の病因、診断、予防その他の職業性疾病に係る事項に関して臨床で得られた知見を活用しつつ、総合的な調査及び研究並びにその成果の普及を行うことにより、職場における労働者の安全及び健康の確保を図るほか、未払賃金の立替払事業等を行い、もって労働者の福祉の増進に寄与する

ことを目的とする厚生労働省所管の独立行政法人です。

本記事では「労働者健康安全機構<JOHAS>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

労働者健康安全機構<JOHAS>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

労働者健康安全機構<JOHAS>の独立行政法人内における年収ランキング

労働者健康安全機構<JOHAS>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



労働者健康安全機構<JOHAS>の基本情報

労働者健康安全機構<JOHAS>は、勤労者の職業生活を医療の側面から支える活動の中核的役割を担う機構として、2016年に独立行政法人化されました。

主な業務としては、病気の治療、就労の両立支援と人材育成、企業の産業保健関係者への支援、労働災害や職業がん防止に向けた研究・調査等を行っています。

労働者健康安全機構<JOHAS>の業務詳細
「労働者健康安全機構<JOHAS>」の業務は、

1.
①療養施設の設置及び運営を行うこと

②労働者の健康に関する業務を行う者に対して研修、情報の提供、相談その他の援助を行うための施設の設置及び運営を行うこと

③事業場における災害の予防に係る事項並びに労働者の健康の保持増進に係る事項及び職業性疾病の病因、診断、予防その他の職業性疾病に係る事項に関する総合的な調査及び研究を行うこと(次号に掲げるものを除く)

④化学物質で労働者の健康障害を生ずるおそれのあるものの有害性の調査を行うこと

⑤③~④に掲げる業務に係る成果を普及すること

⑥賃金の支払の確保等に関する法律第3章に規定する事業(同法第8条に規定する業務を除く)を実施すること

⑦被災労働者(労働者災害補償保険法第29条第1項第1号に規定する被災労働者をいう)に係る納骨堂の設置及び運営を行うこと

⑧①~⑦に掲げる業務に附帯する業務を行うこと

2. 1の業務のほか、労働安全衛生法第96条の2第1項の規定による調査及び同条第2項の規定による立入検査の業務

3. 1~2の業務のほか、1~2の業務の遂行に支障のない範囲内での、行政官庁の委託を受けて、労働者災害補償保険法第7条第1項の保険給付に関する決定に必要な検診の業務

以上のように、労働者健康安全機構法によって定められています。

法人名 労働者健康安全機構(Japan Organization of Occupational Health and Safety)
略称、通称 -( JOHAS )
独立行政法人種別 中期目標管理法人
所管 厚生労働省
設立 2016年4月1日
所在地 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
資本金 1537億8400万円
従業員 9866人(2020年10月1日現在)
拠点 本部:神奈川県川崎市
労災病院等(分院2カ所、医療リハビリセンター、総合せき損センターを含む):全国32カ所
治療就労両立支援センター:9カ所
産業保健総合支援センター:47カ所
看護専門学校:9カ所
労働安全衛生総合研究所(本部):東京都清瀬市
日本バイオアッセイ研究センター:神奈川県秦野市
代表者 有賀 徹
沿革 1942年 産業安全研究所(開設)※①
1956年 労働衛生研究所(開設)※②
2004年 労働者健康福祉機構(設立)※③
2006年 労働安全衛生総合研究所(①と②を統合)※④
2016年 労働者健康安全機構「JOHAS」(独立行政法人化 ③と④を統合)
公式サイト https://www.johas.go.jp/

労働者健康安全機構<JOHAS>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年収は621.7万円、平均ボーナスは153.3万円平均年齢は42.0歳です。(事務・技術系職員/対象人員961人)

労働者健康安全機構(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
621.7 153.3 42.0 961

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、621.7~651.8万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より概ね低い水準(-37.4~+11.1万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より低い水準(-84.5~-12.4万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 労働者健康安全機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 621.7 689.2 702.7
2018 635.5 686.3 700.1
2017 650.2 683.8 697.3
2016 651.8 680.4 686.6
2015 ※1 674.7 676.8
2014 ※1 668.8 662.7
2013 ※1 613.8 634.1
2012 ※1 610.6 646.0
2011 ※1 653.4 692.6
2010 ※1 651.6 695.1
2009 ※1 656.4 710.5
2008 ※1 666.6 730.6
2007 ※1 662.7 734.2
2006 ※1 659.1 732.6
2005 ※1 659.6 736.3
2004 ※1 656.7 732.3
2003 ※1 679.0 728.4

※1:2016年独立行政法人化のため

平均ボーナス(年度別)

労働者健康安全機構<JOHAS>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、153.3~164.9万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)より概ね低い水準(-23.1~+2.1万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より低い水準(-18.1~-25.9万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 労働者健康安全機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 153.3 188.0 183.0
2018 155.2 185.7 180.6
2017 164.9 183.5 179.2
2016 164.8 179.5 ※3
2015 ※2 174.9 ※3
2014 ※2 170.3 ※3
2013 ※2 152.0 ※3
2012 ※2 151.2 ※3
2011 ※2 161.8 ※3
2010 ※2 161.4 ※3
2009 ※2 168.7 ※3
2008 ※2 181.8 ※3
2007 ※2 180.7 ※3
2006 ※2 178.3 ※3
2005 ※2 178.4 ※3
2004 ※2 176.2 ※3
2003 ※2 182.2 ※3

※2:2016年独立行政法人化のため
※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、42.0~43.2歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より概ね高い水準(-0.1~+1.1歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より概ね同等の水準(-0.4~+0.8歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 労働者健康安全機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 42.0 43.1 41.2
2018 42.5 43.1 41.3
2017 43.2 43.2 41.5
2016 43.2 43.3 ※5
2015 ※4 43.3 43.6
2014 ※4 43.3 43.6
2013 ※4 43.0 43.6
2012 ※4 42.8 43.6
2011 ※4 42.5 43.5
2010 ※4 42.2 43.5
2009 ※4 41.9 43.5
2008 ※4 41.6 43.4
2007 ※4 41.4 43.3
2006 ※4 41.2 43.4
2005 ※4 41.0 43.3
2004 ※4 40.9 43.2
2003 ※4 41.6 42.7

※4:2016年独立行政法人化のため
※5:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年収(年齢別)は、495.9万円(30歳時)/ 607.5万円(40歳時)/ 691.1万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より低い水準(-47.3万円(30歳時)/ -57.9万円(40歳時)/ -65.9万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より低い水準(-69.6万円(30歳時)/ -85.3万円(40歳時)/ -97.1万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 労働者健康安全機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 414.5 454.0 472.7
24 425.9 466.5 485.8
25 436.7 478.4 498.1
26 447.6 490.2 510.4
27 458.8 502.6 523.2
28 470.6 515.5 536.7
29 483.0 529.1 550.8
30 495.9 543.1 565.5
31 509.0 557.5 580.5
32 522.2 572.0 595.6
33 535.3 586.3 610.4
34 547.9 600.1 624.8
35 559.9 613.3 638.5
36 571.1 625.6 651.3
37 581.5 636.9 663.1
38 591.0 647.3 674.0
39 599.6 656.8 683.8
40 607.5 665.4 692.8
41 614.8 673.4 701.1
42 621.7 681.0 709.0
43 628.5 688.4 716.8
44 635.5 696.1 724.8
45 642.9 704.2 733.2
46 651.0 713.1 742.4
47 659.9 722.8 752.5
48 669.6 733.5 763.6
49 680.1 745.0 775.6
50 691.1 757.0 788.2
51 702.1 769.0 800.6
52 712.1 780.0 812.1
53 720.1 788.8 821.2
54 724.4 793.5 826.2
55 723.0 791.9 824.5
56 713.1 781.1 813.2
57 691.5 757.4 788.6
58 654.1 716.5 746.0
59 596.2 653.1 679.9
60 512.0 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年収(役職別)は、1851.4万円(法人の長)/ 994.0万円(課長)/ 678.2万円(係長)/ 451.2万円(係員)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
労働者健康安全機構
平均年齢 [歳]
法人の長 1851.4 ※6
部長 ※6 ※6
課長 994.0 51.9
係長 678.2 48.1
主任 ※6 ※6
係員 451.2 32.3

※6:情報開示無し

平均年収(職種別)

2019年度の労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年収(職種別)は、621.7万円(事務・技術職)/ 959.9万円(研究職)/ 1344.1万円(病院医師)/ 545.4万円(病院看護師)/ 618.9万円(医療技術職)/ 618.5万円(技能業務職種)/ 785.0万円(技術職)です。


労働者健康安全機構(2019年)
職種 平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳]  対象人員 [人]
事務・技術職 621.7 153.3 42.0 961
研究職 959.9 252.3 49.4 61
病院医師 1344.1 291.7 48.2 862
病院看護師 545.4 134.8 39.2 5913
医療技術職 618.9 155.5 41.9 1722
技能業務職種 618.5 158.1 52.8 40
技術職 785.0 206.1 51.0 21

 

初任給(大卒)

2019年の労働者健康安全機構<JOHAS>の初任給(大卒)は、16万2900円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-47300円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(-27500円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
労働者健康安全機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
16万2900 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

労働者健康安全機構<JOHAS>の推定生涯賃金は、2億2502万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より低い水準(-2145万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より低い水準(-3160万円)です。

推定生涯賃金 [円]
労働者健康安全機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億2502万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第74位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45.0です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。労働者健康安全機構<JOHAS>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

労働者健康安全機構
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
621.7 74位 (全87法人) ~45.0
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労働者健康安全機構<JOHAS>のラスパイレス指数

2019年の労働者健康安全機構<JOHAS>のラスパイレス指数は、94.2(年齢勘案)/ 99.4(年齢地域勘案)/ 92.1(年齢学歴勘案)/ 98.4(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案、年齢地域勘案、年齢学歴勘案、年齢地域学齢勘案の全てにおいて国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
94.2 99.4 92.1 98.4

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の労働者健康安全機構<JOHAS>の給与水準が高くなっている理由(所管の厚生労働省が発表)は、以下の通りです。

国家公務員より低い水準である。」

※労働者健康安全機構<JOHAS>は国家公務員に比べて給与水準が下回っているため、上記理由となっています。

まとめ

以上、『労働者健康安全機構<JOHAS>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)