独立行政法人の年収

【平均年収635万円】防災科学技術研究所<NIED>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「防災科学技術研究所<NIED>」は、”防災科学技術に関する基礎研究及び基盤的研究開発等の業務を総合的に行うことにより、防災科学技術の水準の向上を図る”ことを目的とする文部科学省所管の独立行政法人です。

本記事では「防災科学技術研究所<NIED>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

防災科学技術研究所<NIED>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

防災科学技術研究所<NIED>の独立行政法人内における年収ランキング

防災科学技術研究所<NIED>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



防災科学技術研究所<NIED>の基本情報

防災科学技術研究所<NIED>は、防災科学技術に関する総合的な研究機関として、2001年に独立行政法人化されました。

主な業務としては、研究開発成果の普及、知的財産の活用促進、研究施設の整備・共用促進、産学官連携、人材育成、防災行政への貢献等を行っています。

防災科学技術研究所<NIED>の業務詳細
「防災科学技術研究所<NIED>」の業務は、

1. 防災科学技術に関する基礎研究及び基盤的研究開発を行うこと

2. 1に掲げる業務に係る成果を普及し、及びその活用を促進すること

3. 研究所の施設及び設備を科学技術に関する研究開発を行う者の共用に供すること

4. 防災科学技術に関する内外の情報及び資料を収集し、整理し、保管し、及び提供すること

5. 防災科学技術に関する研究者及び技術者を養成し、及びその資質の向上を図ること

6. 防災科学技術に関する研究開発を行う者の要請に応じ、職員を派遣してその者が行う防災科学技術に関する研究開発に協力すること

7. 1~6の業務に附帯する業務を行うこと

以上のように、防災科学技術研究所法によって定められています。

法人名 防災科学技術研究所(National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience)
略称、通称 -( NIED 「エヌアイイーディー」 )
独立行政法人種別 国立研究開発法人
所管 文部科学省
設立 2001年4月1日
所在地 茨城県つくば市天王台3-1
資本金 589億200万円
従業員 305人(2020年4月1日現在)
拠点 本所:茨城県つくば市
雪氷防災研究センター:新潟県長岡市
雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所:山形県新庄市
兵庫耐震工学研究センター:兵庫県三木市
代表者 林 春男
沿革 1963年 国立防災科学技術センター(設立)
1990年 防災科学技術研究所 (名称変更)
2001年 防災科学技術研究所 (独立行政法人化)
2015年 防災科学技術研究所(国立研究開発法人へ移行)
公式サイト https://www.bosai.go.jp/

防災科学技術研究所<NIED>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の防災科学技術研究所<NIED>の平均年収は635.1万円、平均ボーナスは170.3万円平均年齢は39.5歳です。(事務・技術系職員/対象人員25人)

防災科学技術研究所(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
635.1 170.3 39.5 25

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

防災科学技術研究所<NIED>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、602.0~725.7万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より概ね高い水準(-8.6~+36.5万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より低い水準(-32.1~-10.6万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 防災科学技術研究所
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 635.1 689.2 702.7
2018 658.7 686.3 700.1
2017 702.4 683.8 697.3
2016 706.6 680.4 686.6
2015 725.7 674.7 676.8
2014 703.5 668.8 662.7
2013 656.3 613.8 634.1
2012 621.4 610.6 646.0
2011 699.5 653.4 692.6
2010 690.1 651.6 695.1
2009 697.4 656.4 710.5
2008 697.9 666.6 730.6
2007 713.0 662.7 734.2
2006 617.2 659.1 732.6
2005 621.6 659.6 736.3
2004 645.6 656.7 732.3
2003 602.0 679.0 728.4

平均ボーナス(年度別)

防災科学技術研究所<NIED>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、147.7~194.7万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)と概ね同等の水準(-3.5~+6.7万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より概ね低い水準(-31.5~+11.7万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 防災科学技術研究所
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 170.3 188.0 183.0
2018 177.2 185.7 180.6
2017 187.3 183.5 179.2
2016 184.2 179.5 ※2
2015 187.3 174.9 ※2
2014 178.8 170.3 ※2
2013 159.1 152.0 ※2
2012 147.7 151.2 ※2
2011 172.5 161.8 ※2
2010 169.4 161.4 ※2
2009 178.3 168.7 ※2
2008 191.2 181.8 ※2
2007 194.7 180.7 ※2
2006 165.5 178.3 ※2
2005 166.2 178.4 ※2
2004 171.9 176.2 ※2
2003 ※1 182.2 ※2

※1:該当データ無
※2:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

防災科学技術研究所<NIED>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、38.1~44.7歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)と概ね同等の水準(-2.8~+1.4歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)と概ね同等の水準(-3.1~+1.1歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 防災科学技術研究所
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 39.5 43.1 41.2
2018 39.9 43.1 41.3
2017 41.3 43.2 41.5
2016 41.4 43.3 ※3
2015 42.8 43.3 43.6
2014 43.1 43.3 43.6
2013 44.4 43.0 43.6
2012 43.1 42.8 43.6
2011 44.7 42.5 43.5
2010 43.5 42.2 43.5
2009 43.4 41.9 43.5
2008 42.6 41.6 43.4
2007 43.3 41.4 43.3
2006 40.1 41.2 43.4
2005 38.1 41.0 43.3
2004 39.7 40.9 43.2
2003 40.0 41.6 42.7

※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の防災科学技術研究所<NIED>の平均年収(年齢別)は、521.7万円(30歳時)/ 639.2万円(40歳時)/ 727.2万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より低い水準(-21.4万円(30歳時)/ -26.2万円(40歳時)/ -29.8万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より低い水準(-43.8万円(30歳時)/ -53.6万円(40歳時)/ -61.0万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 防災科学技術研究所
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 436.2 454.0 472.7
24 448.2 466.5 485.8
25 459.5 478.4 498.1
26 470.9 490.2 510.4
27 482.7 502.6 523.2
28 495.2 515.5 536.7
29 508.2 529.1 550.8
30 521.7 543.1 565.5
31 535.6 557.5 580.5
32 549.5 572.0 595.6
33 563.2 586.3 610.4
34 576.5 600.1 624.8
35 589.1 613.3 638.5
36 600.9 625.6 651.3
37 611.8 636.9 663.1
38 621.8 647.3 674.0
39 630.9 656.8 683.8
40 639.2 665.4 692.8
41 646.8 673.4 701.1
42 654.1 681.0 709.0
43 661.3 688.4 716.8
44 668.7 696.1 724.8
45 676.5 704.2 733.2
46 685.0 713.1 742.4
47 694.3 722.8 752.5
48 704.5 733.5 763.6
49 715.6 745.0 775.6
50 727.2 757.0 788.2
51 738.7 769.0 800.6
52 749.3 780.0 812.1
53 757.7 788.8 821.2
54 762.2 793.5 826.2
55 760.7 791.9 824.5
56 750.3 781.1 813.2
57 727.6 757.4 788.6
58 688.3 716.5 746.0
59 627.3 653.1 679.9
60 538.7 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の防災科学技術研究所<NIED>の平均年収(役職別)は、1731.1万円(法人の長)/ 604.2万円(係長)/ 417.6万円(係員)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
防災科学技術研究所
平均年齢 [歳]
法人の長 1731.1 ※4
部長 ※4 ※4
課長 ※4 ※4
係長 604.2 40.1
主任 ※4 ※4
係員 417.6 27.6

※4:情報開示無し

平均年収(職種別)

2019年度の防災科学技術研究所<NIED>の平均年収(職種別)は、635.1万円(事務・技術職)/ 968.6万円(研究職)です。


防災科学技術研究所(2019年)
職種 平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳]  対象人員 [人]
事務・技術職 635.1 170.3 39.5 25
研究職 968.6 251.9 48.8 63

 

初任給(大卒)

2019年の防災科学技術研究所<NIED>の初任給(大卒)は、20万2300円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-7900円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(+11900円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
防災科学技術研究所
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
20万2300 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

防災科学技術研究所<NIED>の推定生涯賃金は、2億3676万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より低い水準(-971万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より低い水準(-1986万円)です。

推定生涯賃金 [円]
防災科学技術研究所
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億3676万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の防災科学技術研究所<NIED>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第71位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45.0です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。防災科学技術研究所<NIED>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

防災科学技術研究所
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
635.1 71位 (全87法人) ~45.0
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防災科学技術研究所<NIED>のラスパイレス指数

2019年の防災科学技術研究所<NIED>のラスパイレス指数は、103.5(年齢勘案)/ 104.1(年齢地域勘案)/ 104.8(年齢学歴勘案)/ 104.5(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案、年齢地域勘案、年齢学歴勘案、年齢地域学齢勘案の全てにおいて国家公務員よりも高い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
103.5 104.1 104.8 104.5

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の防災科学技術研究所<NIED>の給与水準が高くなっている理由(所管の文部科学省が発表)は、以下の通りです。

◯当研究所は、給与水準公表対象職員が24人と少ない上に、52才~55才の年齢区分該当者が管理職1名のみのため当該年齢区分の指数が高くなっており、全体の指数を引き上げている。

〇平成30年度と比較し、年齢勘案、年齢・地域勘案、年齢・学歴勘案ともに割合が下がっている。

住居手当の受給者割合 :48.0%(24.1%)
地域手当2級地以上の受給者割合 :100.0%(38.3%)

※( )の数値は、「平成31年国家公務員給与等実態調査」の結果を用いて算出した国家公務員における値

まとめ

以上、『防災科学技術研究所<NIED>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)