独立行政法人の年収

【平均年収602万円】航空大学校<CAC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「航空大学校<CAC>」は、”航空機の操縦に関する学科及び技能を教授し、航空機の操縦に従事する者を養成することにより、安定的な航空輸送の確保を図る”ことを目的とする国土交通省所管の独立行政法人です。

本記事では「航空大学校<CAC>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

航空大学校<CAC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

航空大学校<CAC>の独立行政法人内における年収ランキング

航空大学校<CAC>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



航空大学校<CAC>の基本情報

航空大学校<CAC>は、我が国の唯一の公的な操縦士教育訓練機関として、2001年に独立行政法人化されました。

主な業務としては、操縦士の養成、私立大学等の操縦士養成機関への技術支援等を行っています。

航空大学校<CAC>の業務詳細
「航空大学校<CAC>」の業務は、

1.航空機の操縦に関する学科及び技能を教授し、航空機の操縦に従事する者を養成すること

2.1の業務に附帯する業務を行うこと

以上のように、航空大学校法によって定められています。

法人名 航空大学校(Civil Aviation College)
略称、通称 航空大、航大( CAC )
独立行政法人種別 中期目標管理法人
所管 国土交通省
設立 2001年4月1日
所在地 宮崎県宮崎市大字赤江宇飛江田652-2
資本金 49億1500万円
従業員 118人(2020年10月1日現在)
拠点 本校(宮崎県宮崎市)、帯広分校(北海道帯広市)、仙台分校(宮城県岩沼市)
代表者 井戸川 眞
沿革 1954年 航空大学校(設立)
2001年 航空大学校「CAC」(独立行政法人化)
公式サイト https://www.kouku-dai.ac.jp/

航空大学校<CAC>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の航空大学校<CAC>の平均年収は601.6万円、平均ボーナスは160.9万円平均年齢は39.0歳です。(事務・技術系職員/対象人員13人)

航空大学校(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
601.6 160.9 39.0 13

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

航空大学校<CAC>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、549.2~716.2万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より概ね低い水準(-61.4~+27.0万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より低い水準(-84.9~-20.1万円)です。


平均年収(年度別) [万円]
年度 [年] 航空大学校
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 601.6 689.2 702.7
2018 716.2 686.3 700.1
2017 634.8 683.8 697.3
2016 660.8 680.4 686.6
2015 639.1 674.7 676.8
2014 598.5 668.8 662.7
2013 567.6 613.8 634.1
2012 563.2 610.6 646.0
2011 585.6 653.4 692.6
2010 593.1 651.6 695.1
2009 553.8 656.4 710.5
2008 549.2 666.6 730.6
2007 616.1 662.7 734.2
2006 559.9 659.1 732.6
2005 599.8 659.6 736.3
2004 622.2 656.7 732.3
2003 655.4 679.0 728.4


平均ボーナス(年度別)

航空大学校<CAC>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、136.5~196.6万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)と概ね同等の水準(-14.7~+8.6万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より概ね低い水準(-42.7~+13.6万円)です。


平均ボーナス(年度別) [万円]
年度 [年] 航空大学校
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 160.9 188.0 183.0
2018 196.6 185.7 180.6
2017 168.1 183.5 179.2
2016 170.8 179.5 ※2
2015 162.8 174.9 ※2
2014 150.3 170.3 ※2
2013 137.8 152.0 ※2
2012 136.5 151.2 ※2
2011 143.3 161.8 ※2
2010 144.0 161.4 ※2
2009 136.8 168.7 ※2
2008 147.3 181.8 ※2
2007 ※1 180.7 ※2
2006 150.5 178.3 ※2
2005 ※1 178.4 ※2
2004 ※1 176.2 ※2
2003 ※1 182.2 ※2

※1:該当データ無
※2:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

航空大学校<CAC>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、36.3~43.4歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より概ね低い水準(-4.6~+0.1歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より低い水準(-0.2~-4.9歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 航空大学校
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 39.0 43.1 41.2
2018 43.4 43.1 41.3
2017 40.6 43.2 41.5
2016 41.1 43.3 ※3
2015 39.6 43.3 43.6
2014 39.6 43.3 43.6
2013 38.8 43.0 43.6
2012 39.5 42.8 43.6
2011 39.5 42.5 43.5
2010 39.3 42.2 43.5
2009 36.3 41.9 43.5
2008 36.5 41.6 43.4
2007 38.8 41.4 43.3
2006 37.2 41.2 43.4
2005 38.6 41.0 43.3
2004 39.4 40.9 43.2
2003 39.8 41.6 42.7

※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の航空大学校<CAC>の平均年収(年齢別)は、497.5万円(30歳時)/ 609.5万円(40歳時)/ 693.4万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より低い水準(-45.6万円(30歳時)/ -55.9万円(40歳時)/ -63.6万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より低い水準(-68.0万円(30歳時)/ -83.3万円(40歳時)/ -94.7万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 航空大学校
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 415.9 454.0 472.7
24 427.4 466.5 485.8
25 438.2 478.4 498.1
26 449.1 490.2 510.4
27 460.4 502.6 523.2
28 472.2 515.5 536.7
29 484.6 529.1 550.8
30 497.5 543.1 565.5
31 510.7 557.5 580.5
32 524.0 572.0 595.6
33 537.1 586.3 610.4
34 549.7 600.1 624.8
35 561.8 613.3 638.5
36 573.0 625.6 651.3
37 583.4 636.9 663.1
38 592.9 647.3 674.0
39 601.6 656.8 683.8
40 609.5 665.4 692.8
41 616.8 673.4 701.1
42 623.8 681.0 709.0
43 630.6 688.4 716.8
44 637.6 696.1 724.8
45 645.1 704.2 733.2
46 653.2 713.1 742.4
47 662.1 722.8 752.5
48 671.9 733.5 763.6
49 682.4 745.0 775.6
50 693.4 757.0 788.2
51 704.4 769.0 800.6
52 714.5 780.0 812.1
53 722.5 788.8 821.2
54 726.9 793.5 826.2
55 725.4 791.9 824.5
56 715.5 781.1 813.2
57 693.8 757.4 788.6
58 656.3 716.5 746.0
59 598.2 653.1 679.9
60 513.7 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の航空大学校<CAC>の平均年収(役職別)は、1519.4万円(法人の長)/ 565.6万円(係長)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
航空大学校
平均年齢 [歳]
法人の長 1519.4 ※4
部長 ※4 ※4
課長 ※4 ※4
係長 565.6 38.8
主任 ※4 ※4
係員 ※4 ※4

※4:情報開示無し

平均年収(職種別)

2019年度の航空大学校<CAC>の平均年収(職種別)は、601.6万円(事務・技術職)/ 880.5万円(その他教育職)/ 670.5万円(整備・運用)です。


航空大学校(2019年)
職種 平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳]  対象人員 [人]
事務・技術職 601.6 160.9 39.0 13
その他教育職 880.5 234.5 48.1 37
整備・運用 670.5 178.7 41.5 9

 

初任給(大卒)

2019年の航空大学校<CAC>の初任給(大卒)は、18万700円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-29500円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(-9700円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
航空大学校
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
18万700 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

航空大学校<CAC>の推定生涯賃金は、2億2577万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より低い水準(-2070万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より低い水準(-3084万円)です。

推定生涯賃金 [円]
航空大学校
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億2577万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の航空大学校<CAC>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第78位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45.0です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。航空大学校<CAC>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

航空大学校
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
601.6 78位 (全87法人) ~45.0
ー
ー
ー 

航空大学校<CAC>のラスパイレス指数

2019年の航空大学校<CAC>のラスパイレス指数は、96.7(年齢勘案)/ 108.0(年齢地域勘案)/ 100.5(年齢学歴勘案)/ 108.5(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案については国家公務員よりも低い水準、年齢地域勘案及び年齢学歴勘案及び年齢地域学齢勘案については国家公務員よりも高い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
96.7 108.0 100.5 108.5

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の航空大学校<CAC>の給与水準が高くなっている理由(所管の国土交通省が発表)は、以下の通りです。

【地域・学歴を勘案した影響】
当校は平成13年度の独立行政法人化以前は国の機関であったことから、職員給与は国に準じて支給しているところであるが、都市部(東京都特別区等)の官署に在籍していた国家公務員からの出向者が多数おり、これらの職員に対する地域手当の異動保障(調査対象人員中38.5%が受給)、広域異動手当(調査対象人員中23%が受給)及び単身赴任手当(調査対象人員中15%が受給)等の支給が対国家公務員指数(特に地域勘案、地域・学歴勘案)を押し上げる要因となっている。

【指数の算出方法により指数が高くなっている理由】
事務・技術職員の調査対象人員は13名と少ないため、各個人の諸手当の有無が指数に大きく影響している。

≪参考≫
○国家公務員における各手当の受給者割合
・地域手当異動保障(非支給地) : 23.9%
・広域異動手当 : 13.9%
・単身赴任手当 : 8.5%
※「平成31年国家公務員給与等実態調査(人事院)」より算出

○国家公務員における地域手当の支給割合(平成31年度)
・1級地(20%):東京都特別区
・2級地(16%):大阪市等
※非支給地:航空大学校所在地(宮崎市、帯広市、岩沼市)等

まとめ

以上、『航空大学校<CAC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)