独立行政法人の年収

【平均年収695万円】国際観光振興機構<JNTO>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「国際観光振興機構<JNTO>」は、”観光宣伝、観光案内等を効率的に行うことにより、国際観光の振興を図る”ことを目的とする国土交通省所管の独立行政法人です。

国際観光振興機構<JNTO>の目的詳細

「国際観光振興機構<JNTO>」は、

海外における観光宣伝、外国人観光旅客に対する観光案内その他外国人観光旅客の来訪の促進に必要な業務を効率的に行うことにより、国際観光の振興を図る

ことを目的とする国土交通省所管の独立行政法人です。

本記事では「国際観光振興機構<JNTO>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

国際観光振興機構<JNTO>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

国際観光振興機構<JNTO>の独立行政法人内における年収ランキング

国際観光振興機構<JNTO>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



国際観光振興機構<JNTO>の基本情報

国際観光振興機構<JNTO>は、日本のインバウンド旅行市場を拡大する政府観光局として、2003年に独立行政法人化されました。

主な業務としては、海外に対する日本のプロモーション、MICE(企業会議「Meeting」、企業の研修旅行「Incentive」、国際会議「Convention」、展示会「Exhibition/Event」の総称)の誘致、訪日旅行客の受入環境整備、訪日旅行市場に関するコンサルティング等を行っています。

国際観光振興機構<JNTO>の業務詳細
「国際観光振興機構<JNTO>」の業務は、

1. 外国人観光旅客の来訪を促進するための宣伝を行うこと

2. 外国人観光旅客に対する観光案内所の運営を行うこと

3. 通訳案内士法(昭和24年法律第210号)第11条第1項の規定により通訳案内士試験の実施に関する事務を行うこと

4. 国際観光に関する調査及び研究を行うこと

5. 国際観光に関する出版物の刊行を行うこと

6. 1~5の業務に附帯する業務を行うこと

7. 国際会議等の誘致の促進及び開催の円滑化等による国際観光の振興に関する法律(平成1994年法律第79号)第11条に規定する業務を行うこと

以上のように、国際観光振興機構法によって定められています。

法人名 国際観光振興機構(Japan National Tourism Organization)
略称、通称 日本政府観光局( JNTO )
独立行政法人種別 中期目標管理法人
所管 国土交通省
設立 2003年10月1日
所在地 東京都新宿区四谷1-6-4
資本金 9億5800万円
従業員 186人(2019年3月31日現在)
拠点 本部:東京都新宿区四谷1-6-4
海外事務所(22カ所):ソウル、北京、広州、上海、香港、デリー、ジャカルタ、シンガポール、バンコク、マニラ、ハノイ、クアラルンプール、シドニー、ニューヨーク、ロサンゼルス、トロント、モスクワ、ローマ、ロンドン、マドリード、フランクフルト、パリ
代表者 清野 智
沿革 1959年 特殊法人 日本観光協会発足(発足)
1964年 特殊法人 国際観光振興会(発足)
2003年 国際観光振興機構「JNTO」(独立行政法人化)
公式サイト https://www.jnto.go.jp/jpn/

国際観光振興機構<JNTO>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の国際観光振興機構<JNTO>の平均年収は695.4万円、平均ボーナスは189.4万円平均年齢は39.2歳です。(事務・技術系職員/対象人員92人)

国際観光振興機構(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
695.4 189.4 39.2 92

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

国際観光振興機構<JNTO>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、657.2~871.4万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より高い水準(+46.6~+182.2万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より高い水準(+23.1~+135.1万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 国際観光振興機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 695.4 689.2 702.7
2018 658.1 686.3 700.1
2017 712.2 683.8 697.3
2016 751.0 680.4 686.6
2015 782.9 674.7 676.8
2014 721.1 668.8 662.7
2013 657.2 613.8 634.1
2012 711.3 610.6 646.0
2011 706.7 653.4 692.6
2010 717.2 651.6 695.1
2009 713.6 656.4 710.5
2008 768.3 666.6 730.6
2007 748.7 662.7 734.2
2006 686.3 659.1 732.6
2005 760.2 659.6 736.3
2004 801.9 656.7 732.3
2003 871.4 679.0 728.4

平均ボーナス(年度別)

国際観光振興機構<JNTO>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、159.7~208.8万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)より高い水準(+8.5~+20.8万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)と概ね同等の水準(-19.5~+25.8万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 国際観光振興機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 189.4 188.0 183.0
2018 176.3 185.7 180.6
2017 196.6 183.5 179.2
2016 199.9 179.5 ※2
2015 205.6 174.9 ※2
2014 182.2 170.3 ※2
2013 159.7 152.0 ※2
2012 180.0 151.2 ※2
2011 176.0 161.8 ※2
2010 176.7 161.4 ※2
2009 180.3 168.7 ※2
2008 208.8 181.8 ※2
2007 ※1 180.7 ※2
2006 182.7 178.3 ※2
2005 ※1 178.4 ※2
2004 ※1 176.2 ※2
2003 ※1 182.2 ※2

※1:該当データ無
※2:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

国際観光振興機構<JNTO>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、38.6~45.5歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)と概ね同等の水準(-2.3~+2.2歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)と概ね同等の水準(-2.6~+1.9歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 国際観光振興機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 39.2 43.1 41.2
2018 38.6 43.1 41.3
2017 40.4 43.2 41.5
2016 43.2 43.3 ※3
2015 44.2 43.3 43.6
2014 42.8 43.3 43.6
2013 42.9 43.0 43.6
2012 44.7 42.8 43.6
2011 43.9 42.5 43.5
2010 43.0 42.2 43.5
2009 43.3 41.9 43.5
2008 44.5 41.6 43.4
2007 43.8 41.4 43.3
2006 41.8 41.2 43.4
2005 43.8 41.0 43.3
2004 45.5 40.9 43.2
2003 43.5 41.6 42.7

※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の国際観光振興機構<JNTO>の平均年収(年齢別)は、573.5万円(30歳時)/ 702.6万円(40歳時)/ 799.4万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より高い水準(+30.4万円(30歳時)/ +37.2万円(40歳時)/ +42.4万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より高い水準(+8.0万円(30歳時)/ +9.9万円(40歳時)/ +11.2万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 国際観光振興機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 479.5 454.0 472.7
24 492.7 466.5 485.8
25 505.2 478.4 498.1
26 517.7 490.2 510.4
27 530.7 502.6 523.2
28 544.3 515.5 536.7
29 558.7 529.1 550.8
30 573.5 543.1 565.5
31 588.8 557.5 580.5
32 604.0 572.0 595.6
33 619.1 586.3 610.4
34 633.7 600.1 624.8
35 647.6 613.3 638.5
36 660.6 625.6 651.3
37 672.6 636.9 663.1
38 683.5 647.3 674.0
39 693.5 656.8 683.8
40 702.6 665.4 692.8
41 711.1 673.4 701.1
42 719.1 681.0 709.0
43 727.0 688.4 716.8
44 735.1 696.1 724.8
45 743.6 704.2 733.2
46 753.0 713.1 742.4
47 763.2 722.8 752.5
48 774.5 733.5 763.6
49 786.7 745.0 775.6
50 799.4 757.0 788.2
51 812.0 769.0 800.6
52 823.7 780.0 812.1
53 832.9 788.8 821.2
54 837.9 793.5 826.2
55 836.2 791.9 824.5
56 824.8 781.1 813.2
57 799.8 757.4 788.6
58 756.6 716.5 746.0
59 689.6 653.1 679.9
60 592.2 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の国際観光振興機構<JNTO>の平均年収(役職別)は、2047.8万円(法人の長)/ 1146.9万円(部長)/ 880.3万円(課長)/ 586.4万円(係長)/ 468.5万円(主任)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
国際観光振興機構 平均年齢 [歳]
法人の長 2047.8 ※4
部長 1146.9 52.0
課長 880.3 47.3
係長 586.4 38.3
主任 468.5 28.7
係員 ※4 ※4

※4:情報開示無し

初任給(大卒)

2019年の国際観光振興機構<JNTO>の初任給(大卒)は、23万3044円です。

国家公務員の平均(21万200円)より高い水準(+22844円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より高い水準(+42644円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
国際観光振興機構 国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23万3044 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

国際観光振興機構<JNTO>の推定生涯賃金は、2億6027万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より高い水準(+1380万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より高い水準(+365万円)です。

推定生涯賃金 [円]
国際観光振興機構 国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億6027万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の国際観光振興機構<JNTO>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第56位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値47.3です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。国際観光振興機構<JNTO>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

国際観光振興機構
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
695.4 56位 (全87法人) 47.3
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国際観光振興機構<JNTO>のラスパイレス指数

2019年の国際観光振興機構<JNTO>のラスパイレス指数は、112.0(年齢勘案)/ 98.8(年齢地域勘案)/ 108.8(年齢学歴勘案)/ 95.9(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案及び年齢学歴勘案については国家公務員よりも高い水準、年齢地域勘案及び年齢地域学齢勘案については国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
112.0 98.8 108.8 95.9

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の国際観光振興機構<JNTO>の給与水準が高くなっている理由(所管の国土交通省が発表)は、以下の通りです。

【地域・学歴を勘案した影響】
年齢のみを勘案した対国家公務員指数と比べると100を越えており、給与水準は高くなっている。これは、当法人の職員の9割以上が高学歴(大卒又は大学院修了)の者で構成され、また、当法人の事務所は、東京都特別区に所在し、地方組織がないことが要因である。

まとめ

以上、『国際観光振興機構<JNTO>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)