独立行政法人の年収

【平均年収738万円】製品評価技術基盤機構<NITE>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「製品評価技術基盤機構<NITE>」は、”工業製品等の評価・情報収集・整理・提供等により品質向上・安全性確保・技術的基盤整備を図り、経済発展並びに鉱物資源・エネルギーの安定的かつ効率的な供給確保に資する”ことを目的とする経済産業省所管の独立行政法人です。

製品評価技術基盤機構<NITE>の目的詳細

「製品評価技術基盤機構<NITE>」は、

工業製品等に関する技術上の評価等を行うとともに、工業製品等の品質に関する情報の収集、評価、整理及び提供等を行うことにより、工業製品等の品質の向上、安全性の確保及び取引の円滑化のための技術的な基盤の整備を図り、もって経済及び産業の発展並びに鉱物資源及びエネルギーの安定的かつ効率的な供給の確保に資する

ことを目的とする経済産業省所管の独立行政法人です。

本記事では「製品評価技術基盤機構<NITE>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

製品評価技術基盤機構<NITE>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

製品評価技術基盤機構<NITE>の独立行政法人内における年収ランキング

製品評価技術基盤機構<NITE>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



製品評価技術基盤機構<NITE>の基本情報

製品評価技術基盤機構<NITE>は、繊維製品・機械製品・化学製品等の輸出品の通商産業行政の一翼を担う機関として、2001年に独立行政法人化されました。

主な業務としては、製品安全分野・化学物質管理分野・バイオテクノロジー分野・適合性認定分野・国際評価技術分野における、国の法令執行や政策の技術的支援等を行っています。

製品評価技術基盤機構<NITE>の業務詳細
「製品評価技術基盤機構<NITE>」の業務は、

1. 工業製品その他の物資に関する技術上の評価を行うこと

2. 工業製品その他の物資に関する試験、分析、検査その他これらに類する事業を行う者の技術的能力その他の当該事業の適正な実施に必要な能力に関する評価を行うこと

3. 工業製品その他の物資の品質に関する技術上の情報の収集、評価、整理及び提供を行うこと

4. 1の評価の技術に関する調査及び研究を行うこと

5. 1~4の業務に附帯する業務を行うこと

上記の業務のほか、次の業務を行う
1. 産業標準化法の規定による立入検査及び検査
2. ガス事業法の規定による立入検査
3. 電気用品安全法の規定による立入検査又は質問
4. 家庭用品品質表示法の規定による立入検査
5. 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の規定による検査又は質問及び立入検査又は質問
6. 消費生活用製品安全法の規定による検査及び立入検査
7. 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の規定による立会い及び立入検査、質問又は収去
8. 計量法の規定による立入検査
9. 化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律の規定による立会い及び立入検査、質問又は 収去
10. 特定機器に係る適合性評価手続の結果の外国との相互承認の実施に関する法律の規定による立入検査又は質問
11. 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の規定による立入り質問、検査及び収去

以上のように、製品評価技術基盤機構法によって定められています。

法人名 製品評価技術基盤機構(National Institute of Technology and Evaluation)
略称、通称 -( NITE「ナイト」)
独立行政法人種別 行政執行法人
所管 経済産業省
設立 2001年4月1日
所在地 東京都渋谷区西原2-49-10
資本金 190億1100万円
従業員 420人(2020年1月1日現在)
拠点 本所:東京都渋谷区
国際評価技術本部:大阪府大阪市
バイオテクノロジーセンター:千葉県木更津市
製品安全センター:大阪府大阪市、群馬県桐生市
支所:北海道札幌市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、石川県金沢市、広島県広島市、香川県高松市、福岡県福岡市
代表者 長谷川 史彦
沿革 1928年 輸出絹織物検査所(設立)※①
1940年 輸出毛織物検査所(設立)※②
1948年 繊維製品検査所(①、②を統合設立)※③

1948年 機械器具検査所(設立)※④
1948年 日用品検査所(設立)※⑤
1948年 試薬検査所(設立)※⑥
1952年 工業品検査所(④、⑤、⑥を統合設立)※⑦

1984年 通商産業検査所(③、⑦を統合設立)
1995年 製品評価技術センター(改組)
2001年 製品評価技術基盤機構(独立行政法人化)
公式サイト https://www.nite.go.jp/

製品評価技術基盤機構<NITE>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の製品評価技術基盤機構<NITE>の平均年収は737.6万円、平均ボーナスは198.9万円平均年齢は45.0歳です。(事務・技術系職員/対象人員330人)

製品評価技術基盤機構(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
737.6 198.9 45.0 330

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

製品評価技術基盤機構<NITE>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、673.3~772.0万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より高い水準(+62.7~+82.8万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より高い水準(+35.7~+39.2万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 製品評価技術基盤機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 737.6 689.2 702.7
2018 739.4 686.3 700.1
2017 732.2 683.8 697.3
2016 735.6 680.4 686.6
2015 768.5 674.7 676.8
2014 731.1 668.8 662.7
2013 673.3 613.8 634.1
2012 677.5 610.6 646.0
2011 729.4 653.4 692.6
2010 730.2 651.6 695.1
2009 747.1 656.4 710.5
2008 772.0 666.6 730.6
2007 766.9 662.7 734.2
2006 757.9 659.1 732.6
2005 749.3 659.6 736.3
2004 743.3 656.7 732.3
2003 745.3 679.0 728.4

 

平均ボーナス(年度別)

製品評価技術基盤機構<NITE>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、163.6~200.2万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)より高い水準(+12.2~+12.4万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)と概ね同等の水準(-15.6~+17.2万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 製品評価技術基盤機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 198.9 188.0 183.0
2018 200.2 185.7 180.6
2017 195.0 183.5 179.2
2016 192.7 179.5 ※2
2015 183.5 174.9 ※2
2014 185.9 170.3 ※2
2013 163.6 152.0 ※2
2012 ※1 151.2 ※2
2011 ※1 161.8 ※2
2010 ※1 161.4 ※2
2009 ※1 168.7 ※2
2008 ※1 181.8 ※2
2007 ※1 180.7 ※2
2006 ※1 178.3 ※2
2005 ※1 178.4 ※2
2004 ※1 176.2 ※2
2003 ※1 182.2 ※2

※1:該当データ無
※2:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

製品評価技術基盤機構<NITE>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、44.4~45.8歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より高い水準(+2.5~+3.5歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より高い水準(+2.2~+3.2歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 製品評価技術基盤機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 45.0 43.1 41.2
2018 44.9 43.1 41.3
2017 44.9 43.2 41.5
2016 45.2 43.3 ※3
2015 44.5 43.3 43.6
2014 45.4 43.3 43.6
2013 45.5 43.0 43.6
2012 45.8 42.8 43.6
2011 45.4 42.5 43.5
2010 45.1 42.2 43.5
2009 45.3 41.9 43.5
2008 45.6 41.6 43.4
2007 45.5 41.4 43.3
2006 45.1 41.2 43.4
2005 44.7 41.0 43.3
2004 44.5 40.9 43.2
2003 44.4 41.6 42.7

※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の製品評価技術基盤機構<NITE>の平均年収(年齢別)は、568.9万円(30歳時)/ 696.9万円(40歳時)/ 792.9万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より高い水準(+25.7万円(30歳時)/ +31.5万円(40歳時)/ +35.9万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より高い水準(+3.4万円(30歳時)/ +4.1万円(40歳時)/ +4.7万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[歳]
年齢 [歳] 製品評価技術基盤機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 475.6 454.0 472.7
24 488.7 466.5 485.8
25 501.1 478.4 498.1
26 513.5 490.2 510.4
27 526.4 502.6 523.2
28 539.9 515.5 536.7
29 554.1 529.1 550.8
30 568.9 543.1 565.5
31 584.0 557.5 580.5
32 599.1 572.0 595.6
33 614.1 586.3 610.4
34 628.6 600.1 624.8
35 642.3 613.3 638.5
36 655.2 625.6 651.3
37 667.1 636.9 663.1
38 678.0 647.3 674.0
39 687.9 656.8 683.8
40 696.9 665.4 692.8
41 705.3 673.4 701.1
42 713.2 681.0 709.0
43 721.1 688.4 716.8
44 729.1 696.1 724.8
45 737.6 704.2 733.2
46 746.9 713.1 742.4
47 757.0 722.8 752.5
48 768.2 733.5 763.6
49 780.3 745.0 775.6
50 792.9 757.0 788.2
51 805.4 769.0 800.6
52 817.0 780.0 812.1
53 826.1 788.8 821.2
54 831.1 793.5 826.2
55 829.4 791.9 824.5
56 818.1 781.1 813.2
57 793.3 757.4 788.6
58 750.5 716.5 746.0
59 684.0 653.1 679.9
60 587.4 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の製品評価技術基盤機構<NITE>の平均年収(役職別)は、1910.4万円(法人の長)/ 1118.3万円(部長)/ 954.1万円(課長)/ 749.7万円(係長)/ 553.4万円(主任)/ 423.1万円(係員)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
製品評価技術基盤機構
平均年齢 [歳]
法人の長 1910.4 ※4
部長 1118.3 56.6
課長 954.1 54.8
係長 749.7 48.8
主任 553.4 35.8
係員 423.1 27.9

※4:情報開示無し

初任給(大卒)

2019年の製品評価技術基盤機構<NITE>の初任給(大卒)は、18万2200円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-28000円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(-8200円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
製品評価技術基盤機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
18万2200 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

製品評価技術基盤機構<NITE>の推定生涯賃金は、2億5815万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より高い水準(+1168万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より高い水準(+153万円)です。

推定生涯賃金 [円]
製品評価技術基盤機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億5815万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の製品評価技術基盤機構<NITE>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第34位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値52.1です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。製品評価技術基盤機構<NITE>の平均年収は、全独立行政法人の中で高い水準です。

製品評価技術基盤機構
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
737.6 34位 (全87法人) 52.1
ー
ー
ー 

製品評価技術基盤機構<NITE>のラスパイレス指数

2019年の製品評価技術基盤機構<NITE>のラスパイレス指数は、103.8(年齢勘案)/ 97.3(年齢地域勘案)/ 102.2(年齢学歴勘案)/ 96.6(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案及び年齢学歴勘案については国家公務員よりも高い水準、年齢地域勘案及び年齢地域学齢勘案については国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
103.8 97.3 102.2 96.6

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の製品評価技術基盤機構<NITE>の給与水準が高くなっている理由(所管の経済産業省が発表)は、以下の通りです。

当機構の年齢勘案の対国家公務員指数が3.8ポイント、年齢・学歴勘案の対国家公務員指数が2.2ポイント、国に比べて給与水準が高くなっている。

これは、国家公務員の給与水準を算出する際の地域手当支給区分が1級地及び2級地の者の割合が38.3%(139,782人中53,550人:令和元年国家公務員給与等実態調査第10表の行政職俸給表(一))であるのに対し、当機構は73.3%(330人中242人)と著しく高いことが要因と考えられる。

地域を考慮した、年齢・地域勘案及び年齢・地域・学歴勘案の指数は100を下回っており、実質、当機構の職員の給与水準は国家公務員より低いと言える。

まとめ

以上、『製品評価技術基盤機構<NITE>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)