特殊法人

【平均年収652万円】日本年金機構<JPS>の年収、ボーナス(賞与)、推定生涯賃金、就職偏差値(採用難易度)

「日本年金機構<JPS>」は、

“厚生年金保険事業及び国民年金事業に関する業務等を行うことにより、適正な運営並びに国民の信頼確保を図り、もって国民生活の安定に寄与する”ことを目的とする厚生労働省所管の特殊法人です。

日本年金機構<JPS>の目的詳細

「日本年金機構<JPS>」は、

“日本年金機構法に定める業務運営の基本理念に従い、厚生労働大臣の監督の下に、厚生労働大臣と密接な連携を図りながら、政府が管掌する厚生年金保険事業及び国民年金事業(以下「政府管掌年金事業」という。)に関し、厚生年金保険法(昭和二十九年法律第百十五号)及び国民年金法(昭和三十四年法律第百四十一号)の規定に基づく業務等を行うことにより、政府管掌年金事業の適正な運営並びに厚生年金保険制度及び国民年金制度(以下「政府管掌年金」という。)に対する国民の信頼の確保を図り、もって国民生活の安定に寄与する”

ことを目的とする厚生労働省所管の特殊法人です。

日本年金機構<JPS>は、公的年金制度の運営を国から任されている唯一の組織です。

本記事では「日本年金機構<JPS>」の年収、ボーナス(賞与)、推定生涯賃金、就職偏差値(採用難易度)、国家公務員や他の特殊法人との比較等について解説します。

本記事の内容

日本年金機構<JPS>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

日本年金機構<JPS>の特殊法人内における年収ランキング

日本年金機構<JPS>の特殊法人内における就職偏差値(採用難易度)

本記事は各省庁等による公式情報等のデータを参考に、元独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



日本年金機構<JPS>の基本情報

日本年金機構<JPS>は、国(厚生労働大臣)の監督のもと、公的年金制度の運営を国から任されている唯一の組織として2010年に発足しました。

主な業務としては、国から委任委託を受け、公的年金に係る一連の運営業務(適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付など)等を行っています。

日本年金機構<JPS>の業務詳細
「日本年金機構<JPS>」の業務は、

 1.厚生年金保険法第百条の四第一項に規定する権限に係る事務、同法第百条の十第一項に規定する事務、同法第七十九条第一項各号に掲げる事業及び同条第二項に規定する運用並びに同法第百条の十一第一項に規定する収納を行うこと。

 2.国民年金法第百九条の四第一項に規定する権限に係る事務、同法第百九条の十第一項に規定する事務、同法第七十四条第一項各号に掲げる事業及び同条第二項に規定する運用並びに同法第百九条の十一第一項に規定する収納を行うこと。

 3.前二号に掲げる業務に附帯する業務を行うこと。

機構は、前項の業務のほか、次の業務を行う。

 1.子ども・子育て支援法第七十一条第三項に規定する権限に係る事務及び同条第八項に規定する事務を行うこと。

 2.健康保険法第二百四条第一項に規定する権限に係る事務、同法第二百五条の二第一項に規定する事務及び同法第二百四条の六第一項に規定する収納を行うこと。

 3.船員保険法第百五十三条第一項に規定する権限に係る事務、同法第百五十三条の八第一項に規定する事務及び同法第百五十三条の六第一項に規定する収納を行うこと。

 4.年金生活者支援給付金の支給に関する法律第四十一条第一項に規定する権限に係る事務、同法第四十六条第一項に規定する事務及び同法第四十七条第一項に規定する収納を行うこと。

 5.次に掲げる事務を行うこと。
 イ 国家公務員共済組合法(昭和三十三年法律第百二十八号)第六十六条第十一項に規定する事務
 ロ 国民健康保険法(昭和三十三年法律第百九十二号)第九条第十二項に規定する権限に係る事務
 ハ 介護保険法(平成九年法律第百二十三号)その他の法律の規定による厚生年金保険法による年金たる保険給付及び国民年金法による年金たる給付(次条並びに第三十八条第五項第二号及び第三号において「年金給付」という。)の支払をする際における保険料その他の金銭の徴収及び納入に係る事務
 ニ 社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律(平成十九年法律第百四号)第六十二条第一項に規定する権限に係る事務及び同法第六十三条第一項に規定する事務
 ホ 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律(平成二十一年法律第三十七号)第十三条第一項に規定する権限に係る事務、同法第十七条第一項に規定する事務及び同法第十八条第一項に規定する収納に係る事務

 6.前各号に掲げる業務に附帯する業務を行うこと。

以上のように、日本年金機構法(平成十九年法律第百九号)によって定められています。

法人名 日本年金機構(Japan Pension Service)
略称、通称 -( JPS )
法人種別 特殊法人
所管 厚生労働省
設立 2010年1月1日
所在地 東京都杉並区高井戸西3丁目5番24号
資本金 1007億円(政府出資金)
従業員 約11000人(令和4年4月1日現在)
拠点 本部(東京都杉並区)
年金事務所(全国312カ所)
事務センター(全国15カ所)
代表者 水島 藤一郎
沿革 2010年 日本年金機構(発足)
公式サイト https://www.nenkin.go.jp/

日本年金機構<JPS>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2020年度の日本年金機構<JPS>の平均年収は652.0万円、平均ボーナスは168.8万円平均年齢は43.6歳です。(事務・技術系職員/対象人員9017人)

日本年金機構(2020年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
652.0 168.8 43.6 9017

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

日本年金機構<JPS>の平均年収(年度別:2004~2020年)は、559.9~658.3万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より低い水準(-50.7~-30.9万円)、全特殊法人の平均(786.7~885.7万円)より低い水準(-227.4~-226.8万円)です。

平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 日本年金機構 国家公務員(全職種)の平均 全特殊法人の平均
2020 652.0 684.7 797.4
2019 656.5 689.2 804.5
2018 658.3 686.3 804.6
2017 656.9 683.8 808.0
2016 640.4 680.4 808.9
2015 625.4 674.7 803.1
2014 609.0 668.8 798.3
2013 559.9 613.8 786.7
2012 560.2 610.6 788.1
2011 589.7 653.4 826.4
2010 592.9 651.6 834.7
2009 584.7 656.4 841.9
2008 ※1 666.6 885.7
2007 ※1 662.7 871.4
2006 ※1 659.1 873.6
2005 ※1 659.6 805.7
2004 ※1 656.7 ※1

※1:データ無し

平均ボーナス(年度別)

日本年金機構<JPS>の平均ボーナス(年度別:2004~2020年)は、125.4~171.2万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)より低い水準(-25.8~-16.8万円)です。

平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 日本年金機構 国家公務員(全職種)の平均 全特殊法人の平均
2020 168.8 185.9 ※2
2019 171.2 188.0 ※2
2018 169.5 185.7 ※2
2017 166.7 183.5 ※2
2016 159.7 179.5 ※2
2015 153.7 174.9 ※2
2014 147.2 170.3 ※2
2013 127.2 152.0 ※2
2012 125.4 151.2 ※2
2011 138.8 161.8 ※2
2010 139.1 161.4 ※2
2009 141.9 168.7 ※2
2008 ※2 181.8 ※2
2007 ※2 180.7 ※2
2006 ※2 178.3 ※2
2005 ※2 178.4 ※2
2004 ※2 176.2 ※2

※2:データ無し

平均年齢(年度別)

日本年金機構<JPS>の平均年齢(年度別:2004~2020年)は、40.6~43.8歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)と同等の水準(-0.3~+0.5歳)、全特殊法人の平均(41.0~42.0歳)より高い水準(-0.4~+1.8歳)です。

平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 日本年金機構
国家公務員(全職種)の平均
全特殊法人の平均
2020 43.6 42.9 41.4
2019 43.8 43.1 41.3
2018 43.8 43.1 41.8
2017 43.5 43.2 41.9
2016 43.2 43.3 42.0
2015 43.0 43.3 41.7
2014 42.7 43.3 41.4
2013 42.5 43.0 41.1
2012 42.3 42.8 41.0
2011 42.1 42.5 41.2
2010 41.9 42.2 41.3
2009 40.6 41.9 41.4
2008 ※3 41.6 41.4
2007 ※3 41.4 41.7
2006 ※3 41.2 41.6
2005 ※3 41.0 41.7
2004 ※3 40.9 ※3

※3:データ無し

平均年収(年齢別)

2020年度の日本年金機構<JPS>の平均年収(年齢別)は、511.0万円(30歳時)/ 626.0万円(40歳時)/ 712.2万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(540.7万円(30歳時)/ 662.4万円(40歳時)/ 753.6万円(50歳時))より低い水準(-29.7万円(30歳時)/ -36.4万円(40歳時)/ -41.4万円(50歳時))です。

全特殊法人の平均(640.0万円(30歳時)/ 784.1万円(40歳時)/ 892.0万円(50歳時))より低い水準(-129.0万円(30歳時)/ -158.1万円(40歳時)/ -179.8万円(50歳時))です。

平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 日本年金機構
国家公務員(全職種)の平均
全特殊法人の平均
23 427.2 452.0 535.0
24 438.9 464.5 549.8
25 450.1 476.3 563.7
26 461.2 488.1 577.7
27 472.8 500.3 592.2
28 485.0 513.2 607.4
29 497.8 526.7 623.4
30 511.0 540.7 640.0
31 524.6 555.1 657.0
32 538.2 569.5 674.1
33 551.6 583.7 690.9
34 564.6 597.5 707.2
35 577.0 610.5 722.7
36 588.6 622.8 737.2
37 599.2 634.1 750.5
38 609.0 644.4 762.8
39 617.9 653.8 773.9
40 626.0 662.4 784.1
41 633.5 670.4 793.5
42 640.7 678.0 802.4
43 647.7 685.4 811.3
44 654.9 693.0 820.3
45 662.6 701.1 829.8
46 670.9 709.9 840.3
47 680.0 719.6 851.7
48 690.1 730.2 864.3
49 700.9 741.7 877.8
50 712.2 753.6 892.0
51 723.5 765.6 906.2
52 733.9 776.6 919.1
53 742.1 785.3 929.5
54 746.5 790.0 935.0
55 745.1 788.4 933.2
56 734.9 777.6 920.4
57 712.6 754.1 892.5
58 674.1 713.3 844.3
59 614.4 650.2 769.6
60 527.6 558.3 660.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2020年度の日本年金機構<JPS>の平均年収(役職別)は、1887.8万円(法人の長)/ 1039.9万円(本部グループ長)/ 446.7万円(本部一般職群)です。

 

平均年収(役職別)[万円](2020年)
役職
日本年金機構
平均年齢 [歳]
法人の長 1887.8 ※4
本部グループ長 1039.9 53.4
本部一般職群 446.7 30.1

※4:データ開示無し

特殊法人内における年収ランキング

2020年度の日本年金機構<JPS>の平均年収は、特殊法人33法人のうち第27位です。全特殊法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。日本年金機構<JPS>の平均年収は、全特殊法人の中で低い水準です。

日本年金機構
平均年収 [万円](平均年齢 [歳]) ランキング 偏差値
652.0(43.6) 27位 (全33法人) ~45
ー
ー
ー

特殊法人(全33法人)の年収ランキングの詳細については、以下記事をご覧ください。

【全33法人】特殊法人の年収ランキング(最新年度年収・30歳時年収・推定生涯賃金)「特殊法人」とは、"特別の法律によって独立の法人を設け、国家的責任を担保するに足る特別の監督を行うとともに、その他の面では、できる限り経...

特殊法人内における就職偏差値(採用難易度)ランキング

2020年度の日本年金機構<JPS>の就職偏差値(採用難易度)は、特殊法人33法人のうち第27位です。全特殊法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45です。

日本年金機構<JPS>への転職難易度は低い水準です。

日本年金機構
ランキング 就職偏差値(採用難易度)
27位 (全33法人) ~45


特殊法人(全33法人)の就職偏差値(採用難易度)の詳細については、以下記事をご覧ください。

【全33法人】特殊法人の就職偏差値(採用難易度)とおすすめの穴場「特殊法人」とは、"特別の法律によって独立の法人を設け、国家的責任を担保するに足る特別の監督を行うとともに、その他の面では、できる限り経...

日本年金機構<JPS>へ転職するためには

日本年金機構<JPS>等の特殊法人への転職や年収アップを実現するなら、転職エージェントへの登録をおすすめします。

転職エージェントとのやりとりには時間や手間がかかりますが、それを大きく上回るメリットがあります。(管理人は転職エージェントを利用し、財閥系大企業から内定を獲得し転職しました)

管理人が経験上、転職エージェントへの登録をおすすめする理由は、大きく分けて以下の3つです。

①: 全て無料で利用できる

②: 転職を有利に進めることができる

  ➡ 最新の非公開求人を入手できる

  ➡ 受験する企業の面接で過去にされた質問を教えてくれる

  ➡ 模擬面接を実施してくれる

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③: プロから見た自分の市場価値を把握し、キャリアを整理きる


転職エージェントについては2~3社登録し、併用
することをおすすめします。(管理人も実際に併用しました)

理由は、①多くの視点から支援してもらえる、②自分と相性の良い担当者に出会える可能性が高まる、③その転職エージェントだけが持つ独自の非公開求人を紹介してもらえる等です。

転職エージェントの併用は、転職エージェント側も推奨していることであり全く問題ありませんので、ぜひ積極的に活用しましょう。

無料登録後、担当者とキャリアカウンセリングという面談を実施してからサービス開始となりますが、面談は電話で完了できて対面不要ですので安心してください。


以下では、管理人が実際に利用した転職エージェントについて紹介します。

リクルートエージェント


管理人が実際に利用した転職エージェント①は、リクルートエージェントです。

転職支援実績No.1だけあってフォローが非常に手厚く、リクルートエージェント側からの提案で模擬面接を実施してくれ、「良い受け答えができており、面接は問題無い」と言ってもらえたことは大きな自信になりました。

また、面接前に受験先企業の事業や成長戦略等をまとめた資料をいただいたのですが、その中から本番の面接で質問があり、しっかり答えることができたことも非常にありがたかったです。

管理人はリクルートエージェントのおかげで、東証一部上場の大企業から内定を獲得することができました。

ビズリーチ


管理人が実際に利用した転職エージェント②は、ビズリーチです。

ハイクラス求人に特化したスカウト主体の転職活動が特徴であり、登録後は基本的に企業やヘッドハンターからのスカウトを待つことになります。(プラチナスカウト:企業やヘッドハンターからの送付回数が限定されている合格可能性が高いスカウト、通常スカウト:送付回数が限定されていないスカウト

登録時、職務経歴書や現在年収等の登録内容をもとに、ビズリーチ独自の審査基準により会員属性が自動的に決定されます。(タレント会員 or ハイクラス会員

また、ビズリーチには無料プランと有料プラン(タレント会員:2980円、ハイクラス会員:4980円)があり利用できる機能に差がありますが、無料のお試し期間(最大97日間)であれば有料プランの機能を全て利用可能です。

管理人の経験上、無料でハイクラス求人に巡り合うチャンスを逃さない(プラチナスカウトの受信と応募が可能)ために、ひとまず無料登録後の職務経歴書登録まで完了しておくことをおすすめします。

利用できる機能等 無料プラン 有料プラン
(タレント会員)
有料プラン
(ハイクラス会員)
求人閲覧
※企業名は閲覧不可
求人への応募 公開求人
特集求人
企業掲載求人
ヘッドハンター求人
×
※年収1000万以上は不可
スカウトへの
受返信・応募
プラチナスカウト
通常スカウト ×
相談 通常
ヘッドハンター
ハイクラス専門
ヘッドハンター
× ×
料金(税抜) 0円 2980円 4980円

 

管理人が実際に利用した転職エージェント

リクルートエージェント:転職支援実績No.1、フォローが手厚い

ビズリーチ:ハイクラス求人に特化、転職後の平均年収840万円


日本年金機構<JPS>の初任給(大卒)

2020年の日本年金機構<JPS>の初任給(大卒)は、18万2200円です。

国家公務員の平均(22万6000円)より低い水準(-43800円)、全特殊法人の平均(20万7510円)より低い水準(-25310円)です。

初任給(大卒) [円](2020年)
日本年金機構 国家公務員(全職種)の平均 全特殊法人の平均
18万2200 22万6000 20万7510

 

日本年金機構<JPS>の推定生涯賃金

日本年金機構<JPS>の推定生涯賃金は、2億3189万円です。

国家公務員の平均(2億4538万円)より低い水準(-1349万円)、全特殊法人の平均(2億9044万円)より低い水準(-5855万円)です。

推定生涯賃金 [円]
日本年金機構 国家公務員(全職種)の平均 全特殊法人の平均
2億3189万 2億4538万 2億9044万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません

日本年金機構<JPS>のラスパイレス指数

2020年の日本年金機構<JPS>のラスパイレス指数は、93.8(年齢勘案)/ 95.4(年齢地域勘案)/ 93.9(年齢学歴勘案)/ 95.6(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案、年齢地域勘案、年齢学歴勘案、年齢地域学齢勘案の全てにおいて国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
93.8 95.4 93.9 95.6

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と特殊法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、特殊法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と特殊法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と特殊法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)


国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2020年の日本年金機構<JPS>の給与水準が国家公務員に比べて高くなっている理由(所管の厚生労働省が発表)は、以下の通りです。

国家公務員より低い水準である。

※日本年金機構<JPS>は国家公務員に比べて給与水準が下回っているため、上記理由となっています。



まとめ

以上、『日本年金機構<JPS>の年収、ボーナス(賞与)、推定生涯賃金、就職偏差値(採用難易度)、国家公務員や他の特殊法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】特殊法人等の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】令和2年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)