独立行政法人

【平均年収584万円】地域医療機能推進機構<JCHO>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「地域医療機能推進機構<JCHO>」は、”病院、介護老人保健施設の運営により医療・リハビリテーション・介護を提供し、公衆衛生の向上及び増進並びに住民の福祉増進に寄与する”ことを目的とする厚生労働省所管の独立行政法人です。

地域医療機能推進機構<JCHO>の目的詳細

「地域医療機能推進機構<JCHO>」は、

国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律(平成19年法律第110号)第7条の規定による改正前の厚生年金保険法(昭和29年法律第115号)第79条の施設及び健康保険法(大正11年法律第70号)第150条第1項又は第3項の事業(政府が管掌していた健康保険に係るものに限る)の用に供していた施設であって厚生労働大臣が定めるもの並びに附則第4条第1項の規定により厚生労働大臣が定めた施設である病院(医療法(昭和23年法律第205号)第1条の5第1項に規定する病院をいう)、介護老人保健施設(介護保険法(平成9年法律第123号)第8条第28項に規定する介護老人保健施設をいう)等の施設の運営等の業務を行うことにより、医療法第30条の4第2項第5号イからホまでに掲げる医療、リハビリテーションその他地域において必要とされる医療及び介護を提供する機能の確保を図り、もって公衆衛生の向上及び増進並びに住民の福祉の増進に寄与する

ことを目的とする厚生労働省所管の独立行政法人です。

本記事では「地域医療機能推進機構<JCHO>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

地域医療機能推進機構<JCHO>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

地域医療機能推進機構<JCHO>の独立行政法人内における年収ランキング

地域医療機能推進機構<JCHO>の独立行政法人内における就職偏差値(採用難易度)

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、元独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



地域医療機能推進機構<JCHO>の基本情報

地域医療機能推進機構<JCHO>は、社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院を統合して地域医療を推進する機構として、2014年に独立行政法人化されました。

主な業務としては、急性期医療、地域包括ケアの推進、へき地等に対する医師派遣や災害医療の支援等を行っています。

地域医療機能推進機構<JCHO>の業務詳細
「地域医療機能推進機構<JCHO>」の業務は、

1.病院の設置及び運営を行うこと

2.介護老人保健施設の設置及び運営を行うこと

3.看護師養成施設(保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)第21条第2号に規定する学校及び同条第3号に規定する看護師養成所をいう)の設置及び運営を行うこと

4.1~3に掲げる業務に附帯する業務を行うこと

以上のように、地域医療機能推進機構法によって定められています。

法人名 地域医療機能推進機構(Japan Community Health care Organization)
略称、通称 -( JCHO 「ジェイコー」)
独立行政法人種別 中期目標管理法人
所管 厚生労働省
設立 2014年4月1日
所在地 東京都目港区高輪3-22-12
資本金 854億9100万円
従業員 28212人(2020年10月1日現在)
拠点 本部:東京都港区
病院:全国57カ所
【病院一覧】
介護老人保健施設:全国26カ所
【介護老人保健施設一覧】
訪問看護ステーション:全国32カ所
【訪問看護ステーション一覧】
JCHO地域包括支援センター/在宅介護支援センター:全国12カ所/2カ所
【地域包括支援センター/在宅介護支援センター一覧】
JCHO居宅介護支援センター:全国30カ所
【居宅介護支援センター一覧】
代表者 尾身 茂
沿革 2005年 年金・健康保険福祉施設整理機構「RFO」(設立)
2014年 地域医療機能推進機構「JCHO」(改組)
公式サイト https://www.jcho.go.jp/

地域医療機能推進機構<JCHO>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年収は584.1万円、平均ボーナスは145.7万円平均年齢は46.0歳です。(事務・技術系職員/対象人員1313人)

地域医療機能推進機構(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
584.1 145.7 46.0 1313

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します


平均年収(年度別)

地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、538.4~584.1万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より低い水準(-105.1~-72.2万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より低い水準(-152.2~-95.7万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 地域医療機能推進機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 584.1 689.2 702.7
2018 570.8 686.3 700.1
2017 560.1 683.8 697.3
2016 560.6 680.4 686.6
2015 546.0 674.7 676.8
2014 538.4 668.8 662.7
2013 ※1 613.8 634.1
2012 ※1 610.6 646.0
2011 ※1 653.4 692.6
2010 ※1 651.6 695.1
2009 ※1 656.4 710.5
2008 ※1 666.6 730.6
2007 ※1 662.7 734.2
2006 ※1 659.1 732.6
2005 ※1 659.6 736.3
2004 ※1 656.7 732.3
2003 ※1 679.0 728.4

※1:2014年独立行政法人化のため

平均ボーナス(年度別)

地域医療機能推進機構<JCHO>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、128.8~145.7万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)より低い水準(-42.3~-22.4万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より低い水準(-50.4~-37.3万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 地域医療機能推進機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 145.7 188.0 183.0
2018 142.7 185.7 180.6
2017 140.3 183.5 179.2
2016 139.8 179.5 ※3
2015 138.1 174.9 ※3
2014 128.8 170.3 ※3
2013 ※2 152.0 ※3
2012 ※2 151.2 ※3
2011 ※2 161.8 ※3
2010 ※2 161.4 ※3
2009 ※2 168.7 ※3
2008 ※2 181.8 ※3
2007 ※2 180.7 ※3
2006 ※2 178.3 ※3
2005 ※2 178.4 ※3
2004 ※2 176.2 ※3
2003 ※2 182.2 ※3

※2:2014年独立行政法人化のため
※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、42.7~46.0歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より高い水準(+1.8~+2.7歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より高い水準(+1.5~+2.4歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 地域医療機能推進機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 46.0 43.1 41.2
2018 45.5 43.1 41.3
2017 44.7 43.2 41.5
2016 44.2 43.3 ※5
2015 43.4 43.3 43.6
2014 42.7 43.3 43.6
2013 ※4 43.0 43.6
2012 ※4 42.8 43.6
2011 ※4 42.5 43.5
2010 ※4 42.2 43.5
2009 ※4 41.9 43.5
2008 ※4 41.6 43.4
2007 ※4 41.4 43.3
2006 ※4 41.2 43.4
2005 ※4 41.0 43.3
2004 ※4 40.9 43.2
2003 ※4 41.6 42.7

※4:2014年独立行政法人化のため
※5:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年収(年齢別)は、444.9万円(30歳時)/ 545.0万円(40歳時)/ 620.1万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より低い水準(-98.2万円(30歳時)/ -120.3万円(40歳時)/ -136.9万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より低い水準(-120.6万円(30歳時)/ -147.7万円(40歳時)/ -168.1万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 地域医療機能推進機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 371.9 454.0 472.7
24 382.2 466.5 485.8
25 391.9 478.4 498.1
26 401.6 490.2 510.4
27 411.7 502.6 523.2
28 422.3 515.5 536.7
29 433.4 529.1 550.8
30 444.9 543.1 565.5
31 456.7 557.5 580.5
32 468.6 572.0 595.6
33 480.3 586.3 610.4
34 491.6 600.1 624.8
35 502.3 613.3 638.5
36 512.4 625.6 651.3
37 521.7 636.9 663.1
38 530.2 647.3 674.0
39 538.0 656.8 683.8
40 545.0 665.4 692.8
41 551.6 673.4 701.1
42 557.8 681.0 709.0
43 563.9 688.4 716.8
44 570.2 696.1 724.8
45 576.9 704.2 733.2
46 584.1 713.1 742.4
47 592.1 722.8 752.5
48 600.8 733.5 763.6
49 610.2 745.0 775.6
50 620.1 757.0 788.2
51 629.9 769.0 800.6
52 638.9 780.0 812.1
53 646.1 788.8 821.2
54 650.0 793.5 826.2
55 648.7 791.9 824.5
56 639.8 781.1 813.2
57 620.4 757.4 788.6
58 586.9 716.5 746.0
59 535.0 653.1 679.9
60 459.4 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年収(役職別)は、2309.8万円(法人の長)/ 945.6万円(課長)/ 556.4万円(係長)/ 438.3万円(係員)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
地域医療機能推進機構
平均年齢 [歳]
法人の長 2309.8 ※6
部長 ※6 ※6
課長 945.6 52.1
係長 556.4 45.7
主任 ※6 ※6
係員 438.3 33.0

※6:情報開示無し

平均年収(職種別)

2019年度の地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年収(職種別)は、584.1万円(事務・技術職)/ 1181.2万円(病院医師)/ 507.6万円(病院看護師)/ 509.8万円(医療技術職)/ 485.4万円(自動車運転手等)/ 730.1万円(看護専門学校教員)/ 491.0万円(福祉職)/ 393.3万円(療養介助職)/ 437.3万円(介護福祉士等)/ 479.9万円(診療情報管理士)です。


地域医療機能推進機構(2019年)
職種 平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳]  対象人員 [人]
事務・技術職 584.1 145.7 46.0 1313
病院医師 1181.2 259.4 43.5 654
病院看護師 507.6 129.0 39.6 8564
医療技術職 509.8 127.9 39.6 3730
自動車運転手等 485.4 122.7 48.1 265
看護専門学校教員 730.1 184.2 49.1 40
福祉職 491.0 124.3 41.2 189
療養介助職 393.3 99.8 48.5 270
介護福祉士等 437.3 101.4 41.1 690
診療情報管理士 479.9 123.4 42.4 67

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第82位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45.0です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。地域医療機能推進機構<JCHO>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

地域医療機能推進機構
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
584.1 82位 (全87法人) ~45.0
ー
ー
ー 


独立行政法人(全87法人)の年収ランキングの詳細については、以下記事をご覧ください。

【全87法人】独立行政法人の年収ランキング(最新年度年収・30歳時年収・推定生涯賃金)「独立行政法人」とは、"公共上確実に実施されることが必要で、国が主体となって実施する必要はないが、民間では実施されないおそれがある事業を...

独立行政法人内における就職偏差値(採用難易度)ランキング

2020年度の地域医療機能推進機構<JCHO>の就職偏差値(採用難易度)は、独立行政法人87法人のうち第84位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45です。

地域医療機能推進機構<JCHO>への転職難易度は低い水準です。

地域医療機能推進機構
ランキング 就職偏差値(採用難易度)
84位 (全87法人) ~45


独立行政法人(全87法人)の就職偏差値(採用難易度)の詳細については、以下記事をご覧ください。

【全87法人】独立行政法人の就職偏差値(採用難易度)とおすすめの穴場「独立行政法人」とは、"公共上確実に実施されることが必要で、国が主体となって実施する必要はないが、民間では実施されないおそれがある事業を...

地域医療機能推進機構<JCHO>へ転職するためには

地域医療機能推進機構<JCHO>等の独立行政法人への転職や年収アップを実現するなら、転職エージェントへの登録をおすすめします。

転職エージェントとのやりとりには時間や手間がかかりますが、それを大きく上回るメリットがあります。(管理人は転職エージェントを利用し、財閥系大企業から内定を獲得し転職しました)

管理人が経験上、転職エージェントへの登録をおすすめする理由は、大きく分けて以下の3つです。

①: 全て無料で利用できる

②: 転職を有利に進めることができる

  ➡ 最新の非公開求人を入手できる

  ➡ 受験する企業の面接で過去にされた質問を教えてくれる

  ➡ 模擬面接を実施してくれる

  ➡ 企業との年収交渉を代わりに行ってくれる

  ➡ 分からないことや不安なことは何でも質問できる

③: プロから見た自分の市場価値を把握し、キャリアを整理きる


転職エージェントについては2~3社登録し、併用
することをおすすめします。(管理人も実際に併用しました)

理由は、①多くの視点から支援してもらえる、②自分と相性の良い担当者に出会える可能性が高まる、③その転職エージェントだけが持つ独自の非公開求人を紹介してもらえる等です。

転職エージェントの併用は、転職エージェント側も推奨していることであり全く問題ありませんので、ぜひ積極的に活用しましょう。

無料登録後、担当者とキャリアカウンセリングという面談を実施してからサービス開始となりますが、面談は電話で完了できて対面不要ですので安心してください。


以下では、管理人が実際に利用した転職エージェントについて紹介します。

リクルートエージェント


管理人が実際に利用した転職エージェント①は、リクルートエージェントです。

転職支援実績No.1だけあってフォローが非常に手厚く、リクルートエージェント側からの提案で模擬面接を実施してくれ、「良い受け答えができており、面接は問題無い」と言ってもらえたことは大きな自信になりました。

また、面接前に受験先企業の事業や成長戦略等をまとめた資料をいただいたのですが、その中から本番の面接で質問があり、しっかり答えることができたことも非常にありがたかったです。

管理人はリクルートエージェントのおかげで、東証一部上場の大企業から内定を獲得することができました。

ビズリーチ


管理人が実際に利用した転職エージェント②は、ビズリーチです。

ハイクラス求人に特化したスカウト主体の転職活動が特徴であり、登録後は基本的に企業やヘッドハンターからのスカウトを待つことになります。(プラチナスカウト:企業やヘッドハンターからの送付回数が限定されている合格可能性が高いスカウト、通常スカウト:送付回数が限定されていないスカウト

登録時、職務経歴書や現在年収等の登録内容をもとに、ビズリーチ独自の審査基準により会員属性が自動的に決定されます。(タレント会員 or ハイクラス会員

また、ビズリーチには無料プランと有料プラン(タレント会員:2980円、ハイクラス会員:4980円)があり利用できる機能に差がありますが、無料のお試し期間(最大97日間)であれば有料プランの機能を全て利用可能です。

管理人の経験上、無料でハイクラス求人に巡り合うチャンスを逃さない(プラチナスカウトの受信と応募が可能)ために、ひとまず無料登録後の職務経歴書登録まで完了しておくことをおすすめします。

利用できる機能等 無料プラン 有料プラン
(タレント会員)
有料プラン
(ハイクラス会員)
求人閲覧
※企業名は閲覧不可
求人への応募 公開求人
特集求人
企業掲載求人
ヘッドハンター求人
×
※年収1000万以上は不可
スカウトへの
受返信・応募
プラチナスカウト
通常スカウト ×
相談 通常
ヘッドハンター
ハイクラス専門
ヘッドハンター
× ×
料金(税抜) 0円 2980円 4980円

 

管理人が実際に利用した転職エージェント

リクルートエージェント:転職支援実績No.1、フォローが手厚い

ビズリーチ:ハイクラス求人に特化、転職後の平均年収840万円

地域医療機能推進機構<JCHO>の初任給(大卒)

2019年の地域医療機能推進機構<JCHO>の初任給(大卒)は、18万2200円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-28000円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(-8200円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
地域医療機能推進機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
18万2200 21万200 19万400

 

地域医療機能推進機構<JCHO>の推定生涯賃金

地域医療機能推進機構<JCHO>の推定生涯賃金は、2億190万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より低い水準(-4458万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より低い水準(-5472万円)です。

推定生涯賃金 [円]
地域医療機能推進機構
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億190万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

地域医療機能推進機構<JCHO>のラスパイレス指数

2019年の地域医療機能推進機構<JCHO>のラスパイレス指数は、79.6(年齢勘案)/ 82.4(年齢地域勘案)/ 80.2(年齢学歴勘案)/ 83.0(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案、年齢地域勘案、年齢学歴勘案、年齢地域学齢勘案の全てにおいて国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
79.6 82.4 80.2 83.0

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の地域医療機能推進機構<JCHO>の給与水準が高くなっている理由(所管の厚生労働省が発表)は、以下の通りです。

国家公務員より低い水準である。」

※地域医療機能推進機構<JCHO>は国家公務員に比べて給与水準が下回っているため、上記理由となっています。

まとめ

以上、『地域医療機能推進機構<JCHO>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)