独立行政法人の年収

【平均年収627万円】大学入試センター<DNC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

「大学入試センター<DNC>」は、”大学入学試験に関する業務を行うことにより、入学者の選抜改善を図り教育の振興に資する”ことを目的とする文部科学省所管の独立行政法人です。

大学入試センター<DNC>の目的詳細

「大学入試センター<DNC>」は、

大学に入学を志願する者に対し大学が共同して実施することとする試験に関する業務等を行うことにより、大学の入学者の選抜の改善を図り、もって大学及び高等学校(中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部を含む)における教育の振興に資する

ことを目的とする文部科学省所管の独立行政法人です。

本記事では「大学入試センター<DNC>」の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等について解説します。

本記事の内容

大学入試センター<DNC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金

大学入試センター<DNC>の独立行政法人内における年収ランキング

大学入試センター<DNC>の給与水準が国家公務員に比べて高い理由

本記事は各省庁による公式情報等のデータを参考に、独立行政法人職員である管理人エストが執筆しています。(データの出典/参考元は記事末尾に記載)



大学入試センター<DNC>の基本情報

大学入試センター<DNC>は、大学入試研究の中核的な役割を果たす機構として、2001年に独立行政法人化されました。

主な業務としては、大学入学共通テストの実施、入学者選抜方法の改善、高大接続に資する調査・研究等を行っています。

大学入試センター<DNC>の業務詳細
「大学入試センター<DNC>」の業務は、

1.大学に入学を志願する者の高等学校の段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的として大学が共同して実施することとする試験に関し、問題の作成及び採点その他一括して処理することが適当な業務を行うこと

2.大学の入学者の選抜方法の改善に関する調査及び研究を行うこと

3.大学に入学を志望する者の進路選択に資するための大学に関する情報の提供を行うこと

4.1~3の業務に附帯する業務を行うこと

5.1~4の業務のほか、1~4の業務の遂行に支障のない範囲内で、国、地方公共団体又は一般社団法人若しくは一般財団法人その他の営利を目的としない法人の委託を受けて、これらの者が実施する試験の採点及び結果の分析に関する業務を行うことができる

以上のように、大学入試センター法によって定められています。

法人名 大学入試センター(National Center for University Entrance Examinations)
略称、通称 -( DNC ※Daigaku Nyushi Centerの略 )
独立行政法人種別 中期目標管理法人
所管 文部科学省
設立 2001年4月1日
所在地 東京都目黒区駒場2-19-23
資本金 115億9100万円
従業員 132人(2019年5月1日現在)
拠点 東京都目黒区
代表者 山本 廣基
沿革 1976年 国立大学入試改善調査施設(設置)
1977年 大学入試センター(設置)
2001年 大学入試センター(独立行政法人化)
公式サイト https://www.dnc.ac.jp/

大学入試センター<DNC>の年収、ボーナス(賞与)、平均年齢

2019年度の大学入試センター<DNC>の平均年収は627.3万円、平均ボーナスは166.1万円平均年齢は38.2歳です。(事務・技術系職員/対象人員64人)

大学入試センター(2019年)
平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳] 対象人員 [人]
627.3 166.1 38.2 64

※本記事では特に職種の記載が無い場合、全て事務・技術系職員のものを示します

平均年収(年度別)

大学入試センター<DNC>の平均年収(年度別:2003~2019年)は、556.6~650.9万円です。

国家公務員の平均(610.6~689.2万円)より低い水準(-54.0~-38.3万円)、全独立行政法人の平均(634.1~736.3万円)より低い水準(-85.4~-77.5万円)です。


平均年収(年度別)[万円]
年度 [年] 大学入試センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 627.3 689.2 702.7
2018 635.8 686.3 700.1
2017 635.5 683.8 697.3
2016 ※1 680.4 686.6
2015 596.2 674.7 676.8
2014 599.0 668.8 662.7
2013 578.3 613.8 634.1
2012 556.6 610.6 646.0
2011 629.0 653.4 692.6
2010 598.9 651.6 695.1
2009 631.1 656.4 710.5
2008 623.1 666.6 730.6
2007 611.8 662.7 734.2
2006 611.9 659.1 732.6
2005 611.6 659.6 736.3
2004 650.9 656.7 732.3
2003 590.7 679.0 728.4
※1:該当データ無

平均ボーナス(年度別)

大学入試センター<DNC>の平均ボーナス(年度別:2003~2019年)は、166.1~167.4万円です。

国家公務員の平均(151.2~188.0万円)と概ね同等の水準(-20.6~+14.9万円)、全独立行政法人の平均(179.2~183.0万円)より低い水準(-15.6~-13.1万円)です。


平均ボーナス(年度別)[万円]
年度 [年] 大学入試センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 166.1 188.0 183.0
2018 167.4 185.7 180.6
2017 166.4 183.5 179.2
2016 ※2 179.5 ※3
2015 ※2 174.9 ※3
2014 ※2 170.3 ※3
2013 ※2 152.0 ※3
2012 ※2 151.2 ※3
2011 ※2 161.8 ※3
2010 ※2 161.4 ※3
2009 ※2 168.7 ※3
2008 ※2 181.8 ※3
2007 ※2 180.7 ※3
2006 ※2 178.3 ※3
2005 ※2 178.4 ※3
2004 ※2 176.2 ※3
2003 ※2 182.2 ※3

※2:該当データ無
※3:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年齢(年度別)

大学入試センター<DNC>の平均年齢(年度別:2003~2019年)は、38.2~41.2歳です。

国家公務員の平均(40.9~43.3歳)より低い水準(-2.7~-2.1歳)、全独立行政法人の平均(41.2~43.6歳)より低い水準(-3.0~-2.4歳)です。


平均年齢(年度別)[歳]
年度 [年] 大学入試センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2019 38.2 43.1 41.2
2018 39.0 43.1 41.3
2017 38.8 43.2 41.5
2016 ※4 43.3 ※5
2015 39.3 43.3 43.6
2014 40.0 43.3 43.6
2013 41.0 43.0 43.6
2012 39.5 42.8 43.6
2011 40.9 42.5 43.5
2010 39.7 42.2 43.5
2009 41.2 41.9 43.5
2008 39.8 41.6 43.4
2007 39.0 41.4 43.3
2006 39.4 41.2 43.4
2005 38.8 41.0 43.3
2004 40.3 40.9 43.2
2003 38.6 41.6 42.7

※4:該当データ無
※5:一部独立行政法人の該当データ無く、算出不可

平均年収(年齢別)

2019年度の大学入試センター<DNC>の平均年収(年齢別)は、524.8万円(30歳時)/ 642.9万円(40歳時)/ 731.4万円(50歳時)です。

国家公務員の平均(543.1万円(30歳時)/ 665.4万円(40歳時)/ 757.0万円(50歳時))より低い水準(-18.4万円(30歳時)/ -22.5万円(40歳時)/ -25.6万円(50歳時))です。

全独立行政法人の平均(565.5万円(30歳時)/ 692.8万円(40歳時)/ 788.2万円(50歳時))より低い水準(-40.7万円(30歳時)/ -49.9万円(40歳時)/ -56.8万円(50歳時))です。


平均年収(年齢別)[万円]
年齢 [歳] 大学入試センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
23 438.7 454.0 472.7
24 450.8 466.5 485.8
25 462.2 478.4 498.1
26 473.7 490.2 510.4
27 485.6 502.6 523.2
28 498.0 515.5 536.7
29 511.2 529.1 550.8
30 524.8 543.1 565.5
31 538.7 557.5 580.5
32 552.7 572.0 595.6
33 566.5 586.3 610.4
34 579.8 600.1 624.8
35 592.5 613.3 638.5
36 604.4 625.6 651.3
37 615.4 636.9 663.1
38 625.4 647.3 674.0
39 634.5 656.8 683.8
40 642.9 665.4 692.8
41 650.6 673.4 701.1
42 657.9 681.0 709.0
43 665.2 688.4 716.8
44 672.6 696.1 724.8
45 680.4 704.2 733.2
46 688.9 713.1 742.4
47 698.3 722.8 752.5
48 708.6 733.5 763.6
49 719.8 745.0 775.6
50 731.4 757.0 788.2
51 743.0 769.0 800.6
52 753.6 780.0 812.1
53 762.1 788.8 821.2
54 766.6 793.5 826.2
55 765.1 791.9 824.5
56 754.7 781.1 813.2
57 731.8 757.4 788.6
58 692.3 716.5 746.0
59 631.0 653.1 679.9
60 541.8 560.8 583.9

※年齢別の平均年収は、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年齢別年収を参考に、各平均年収及び平均年齢から推計しています。

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査の概況

平均年収(役職別)

2019年度の大学入試センター<DNC>の平均年収(役職別)は、1824.0万円(法人の長)/ 876.8万円(課長)/ 625.4万円(係長)/ 491.7万円(主任)/ 449.8万円(係員)です。


平均年収(役職別)[万円](2019年)
役職
大学入試センター
平均年齢 [歳]
法人の長 1824.0 ※6
部長 ※6 ※6
課長 876.8 44.9
係長 625.4 40.8
主任 491.7 33.8
係員 449.8 28.7

※6:情報開示無し

平均年収(職種別)

2019年度の大学入試センター<DNC>の平均年収(職種別)は、627.3万円(事務・技術職)/ 1036.3万円(教育職)です。


大学入試センター(2019年)
職種 平均年収 [万円] 平均ボーナス [万円] 平均年齢 [歳]  対象人員 [人]
事務・技術職 627.3 166.1 38.2 64
教育職 1036.3 299.6 54.0 11

 

初任給(大卒)

2019年の大学入試センター<DNC>の初任給(大卒)は、18万2000円です。

国家公務員の平均(21万200円)より低い水準(-28200円)、全独立行政法人の平均(19万400円)より低い水準(-8400円)です。

初任給(大卒) [円](2019年)
大学入試センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
18万2000 21万200 19万400

 

推定生涯賃金

大学入試センター<DNC>の推定生涯賃金は、2億3813万円です。

国家公務員の平均(2億4647万円)より低い水準(-834万円)、全独立行政法人の平均(2億5662万円)より低い水準(-1849万円)です。

推定生涯賃金 [円]
大学入試センター
国家公務員(全職種)の平均
全独立行政法人の平均
2億3813万 2億4647万 2億5662万

※推定生涯賃金は、上記平均年収(年齢別)の23~60歳までを合計したものであり、退職金は含まれていません。

独立行政法人内における年収ランキング

2019年度の大学入試センター<DNC>の平均年収は、独立行政法人87法人のうち第72位です。全独立行政法人の平均を偏差値50とした時、偏差値~45.0です。

「平均年収 階級別法人数」及び「平均年収-平均年齢」を以下に示します。大学入試センター<DNC>の平均年収は、全独立行政法人の中で低い水準です。

大学入試センター
平均年収 [万円] ランキング 偏差値
627.3 72位 (全87法人) ~45.0
ー
ー
ー 

大学入試センター<DNC>のラスパイレス指数

2019年の大学入試センター<DNC>のラスパイレス指数は、102.5(年齢勘案)/ 91.4(年齢地域勘案)/ 100.7(年齢学歴勘案)/ 90.1(年齢地域学齢勘案)です。

年齢勘案及び年齢学歴勘案については国家公務員よりも高い水準、年齢地域勘案及び年齢地域学齢勘案については国家公務員よりも低い水準です。

ラスパイレス指数 [-](2019年)
年齢勘案 年齢地域勘案 年齢学歴勘案 年齢地域学齢勘案
102.5 91.4 100.7 90.1

ラスパイレス指数とは

ラスパイレス指数とは、国家公務員と独立行政法人の給料を比較する際に使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合における、独立行政法人の給料水準を表しています。算出方法は、国家公務員と独立行政法人の職員構成を同一と仮定し、学歴別、経験年数別に区分(勘案)した後、その区分毎の職員数に対して国家公務員と独立行政法人の平均給料月額をそれぞれ掛け合わせた結果を比較し、比率で表したものになります。

【総務省】ラスパイレス指数の算出方法(※地方公務員の例)

国家公務員に比べて給与水準が高くなっている理由

2019年の大学入試センター<DNC>の給与水準が高くなっている理由(所管の文部科学省が発表)は、以下の通りです。

年齢のみを勘案した対国家公務員指数は102.5と2.5ポイント上回っているが、これは当センターが東京都特別区に所在し、全職員に対して1級地の支給率(20%)で地域手当を支給しており、国家公務員のうち、1級地の支給率で地域手当を支給している人員の割合(25.9%※)を大きく上回っていることによると考えられる。

※「平成31年国家公務員給与等実態調査」より

まとめ

以上、『大学入試センター<DNC>の年収、ボーナス(賞与)、初任給、推定生涯賃金、国家公務員や他の独立行政法人との比較等』について解説してきました。

就職や転職等、今後のキャリアにおける意思決定の材料として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元


【総務省】独立行政法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準の公表

【総務省】平成31年国家公務員給与等実態調査

【厚生労働省】令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

一般財団法人 行政管理研究センター『独立行政法人・特殊法人総覧(令和2年度版)』ミツバ綜合印刷社、2021年(書籍)