独立行政法人への転職

職務経歴書の書き方ガイド【大企業や独立行政法人に合格した筆者の実例付】

転職等で企業の中途採用求人へ応募する際に、ほぼ必ず提出が求められる書類の1つに「職務経歴書」があります。

職務経歴書は履歴書と違って決まった書式が無いこともあり、どのように書けば良いか悩む方が多いのではないかと思います。

そこで本記事では職務経歴書の書き方として、職務経歴書とは何か・履歴書との違い・作成する際のポイントと、大手財閥系メーカや独立行政法人から転職で内定を獲得した筆者の実例について解説します。

本記事の内容

職務経歴書の書き方(職務経歴書とは何か、履歴書との違い、作成する際のポイント)

職務経歴書の筆者実例(大手財閥系メーカや独立行政法人から内定)

本記事は大手財閥系メーカや独立行政法人から内定を獲得し転職した経験を持つ、独立行政法人職員の管理人エストが執筆しています。(出典/参考元は記事末尾に記載)



職務経歴書とは

職務経歴書とは、自分のキャリアやスキルを記載し、応募先企業で自分がどのような貢献をできるかアピールするための書類です。

中途採用の応募書類には履歴書・職務経歴書・成績証明書等がありますが、その中でも職務経歴書は「企業が求める人物像とあなたが合致しているかを判断し、面接選考へ進めるかどうかを決める根拠」となるために最も重要とされています。

そこで、まずは職務経歴書に記載すべき内容を、大手財閥系メーカや独立行政法人から内定を獲得した筆者の実例含め説明します。

職務要約

現在までのあなたのキャリアを時系列で、「何社目で」「何年間」「どんな仕事/実績をし出したか」を簡潔に記載しましょう。

【筆者の実例】(実際は220文字でした)
私は1社目で約〇年、2社目で約〇年に渡り、〇〇(〇〇〇・〇〇〇・〇〇〇)のエンジニアとして開発部門での量産開発および研究部門での要素技術開発の経験を積んでまいりました。近年は、〇〇向け〇〇の量産開発に主担当として参画し、関係部署を巻き込みながら〇〇製〇〇の量産導入による〇〇万円/年の原価低減や、各種不具合(〇〇、〇〇、〇〇)に対する原因分析及び課題解決に貢献致しました。

職務経歴

職務要約で記載したあなたのキャリアについて、詳細かつ具体的に記載しましょう。

【筆者の実例】
本記事中の「職務経歴書の実例」を参照ください

活かせる経験・知識・技術

応募先企業で活かせると考えられる、あなたのキャリアにおける経験・知識・技術を記載しましょう。

【筆者の実例】
・〇〇(〇〇〇・〇〇〇・〇〇〇)の〇〇特性設計、機構設計
・信頼性評価の企画立案、実施(〇〇、〇〇、〇〇)
・CAD(〇〇〇 ※CADの種類)
・音振動解析、評価(〇〇〇 ※解析ソフト名)
・応力解析、固有値解析(〇〇〇、〇〇〇 ※解析ソフト名)

資格・語学

応募先企業で活かせると考えられる、あなたが保有する資格や語学について記載しましょう。

【筆者の実例】
本記事中の「職務経歴書の実例」を参照ください

自己PR

職務経歴や活かせる経験・知識・技術に加え、他項目では伝えきれないあなたの長所ややる気を詳細かつ具体的に記載しましょう。

【筆者の実例】
本記事中の「職務経歴書の実例」を参照ください

職務経歴書と履歴書の違い

職務経歴書と履歴書は何が違うのでしょうか?

上述のように、職務経歴書は自分のキャリアやスキルを記載し、応募先企業で自分がどのような貢献をできるかアピールするための書類です。

一方、履歴書は自分の学歴や職歴を記載し、自分がどのような人なのか知って貰うための書類です。

以下に職務経歴書と履歴書の違いについてまとめます。

項目 職務経歴書 履歴書
目的 自分がどのような貢献(経験・スキル等)
ができるかアピールする
自分がどのような人(学歴・職歴等)
なのか知って貰う
企業の
主な利用方法
・企業が求める人物像(経験・スキル等)と
あなたが合致しているか判断
・面接選考へ進めるかどうか判断
・企業が求める人物像(学歴・職歴等)と
あなたが合致しているか判断
・面接選考へ進めるかどうか判断
・採用後に人事資料として保管
書式
(フォーマット)
決まっていない
(自由に記載可能)
決まっている
(書式に沿って記載)
記載内容 ・氏名
・職務要約
・職務経歴
・活かせる経験・知識・技術
・資格
・自己PR
・氏名
・生年月日
・現住所
・連絡先
・学歴
・職歴
・資格
・趣味
・配偶者の有無
・扶養家族数(配偶者除く)
・配偶者の扶養義務
・本人希望※希望があれば記入
(給料・職種・勤務時間・勤務地等)

職務経歴書を作成する際のポイント

職務経歴書を作成する際のポイントを解説します。

上述の繰り返しになりますが、企業による職務経歴書の主な利用方法は、企業が求める人物像(経験・スキル)とあなたが合致しているか、あなたを面接選考へ進めるべきか判断することです。

つまり、「あなたが会うべき人物かどうか」を見ています。

ということは、企業側に「会うべき人物だ」と思ってもらえるような職務経歴書にすることがポイントになります。

ポイント①:企業が求める人物像と合致していることをアピールする

事前にあなたが応募する求人を確認し、企業が求める人物像(経験・スキル)を明確にしましょう。

その上で、企業が求める人物像(経験・スキル)とあなたが合致している部分を強調し、アピールするようにしましょう。

合致しない場合もありますが、その場合は多少こじつけでも良いので、例えばあなたの経験を応用/活かすことで応募先企業に貢献できることをアピールしましょう。

筆者は実際に独立行政法人へ転職した際は未経験の求人への応募でしたが、自分の経験を活かすことで貢献できることをアピールし、合格しました。

ポイント②:分かりやすく簡潔に(A4で2~3枚程度)

職務経歴書は分かりやすく簡潔に記載しましょう。

その理由は、採用担当者に自分の職務経歴書を見てもらう必要があるからです。

仮に内容が分かりにくく長文でダラダラとした職務経歴書の場合、採用担当者にまともに読んで貰えず、書類選考で不合格となってしまうため注意しましょう。

ボリュームはA4で2~3枚程度が目安とされています。

職務経歴書の実例(大企業や独立行政法人に合格した筆者の例)

大手財閥系メーカや独立行政法人から内定を獲得した、筆者の実例について解説します。

職務経歴書

※1:筆者はDODA様、リクルートエージェント様、マイナビ様に転職をご支援いただきました。職務経歴書の書式等については当時上記企業様から推奨/使用させていただいたものになります。
※2:筆者の実例は個人特定につながる多くの部分を伏せた限定的なものとなります。また、筆者の実例が優れた見本という訳ではありません。あくまで参考としてください。

まとめ

以上、職務経歴書の書き方として、職務経歴書とは何か・履歴書との違い・作成する際のポイントと、大手財閥系メーカや独立行政法人から内定を獲得した筆者の実例について解説します。

職務経歴書を作成するための一助として参考にして頂ければ幸いです。

※記事の内容については十分に精査/確認しておりますが、もし誤記等がございましたらトップページ上部の「お問い合わせ」よりご連絡頂けますと幸いです。

出典/参考元

森本千賀子『トップコンサルタントが教える本気の転職パーフェクトガイド』新星出版社、2018年(書籍)